パスポート取得費用補助金って何?パスポートの取得金額をおさらいしよう!

観光庁はJATA(日本旅行業協会共同)でパスポートの取得費用を補助するなどのキャンペーンを始めると発表しました。
そこで、今回はキャンペーンの開始時期、対象者、補助の金額、そもそものパスポートの取得金額についておさらいしてみようと思います。

1.パスポート取得費用補助金のキャンペーンの期間は?


応募期間は2023 年 5 月 15 日(月)〜9 月 30 日(土)です。

2.キャンペーンの対象者は?

以下の条件を満たした方の中から3,210名の方が抽選で補助の対象となります。

① 2023年5月15日(月)〜9月30日(土)の応募期間内に、「一般旅券(10 年間有効)」の「新規」または「切替」の 申請を行った方。
②①の申請をした方で、対象期間の2023年7月1 日(土)〜9月30 日(土)の内に JTBや日本旅行などのJATAの会員旅行会社を通じて 予約・手配し海外旅行に出発した方。JATAの会員旅行会社はJATAの公式HPで検索できます。
③旅行出発時に18歳以上の方

3.補助の金額は

2023年5月15日(月)から開設されるキャンペーン特設サイトから必要事項を登録して応募 すると8,000 円の電子ギフトがプレゼントされます。
電子ギフトはAmazonギフトカード、PayPay、 LINE Pay、d POINT、QUO Pay から好きな電子ギフトを選択できます。
また、応募者全員に方に海外 WIFIレンタルが特別割引で提供されます。WIFIレンタルはテレコムスクエア、ビジョン、インバウンドプラットフォームの3社から提供されます。

4.そもそもパスポートの取得にかかる費用は?

一般旅券発給申請(新規)
取得の料金は収入印紙で支払う国への手数料と、現金で支払う地方自治体への手数料(2,000円)です。それぞれの手数料を合計した金額は以下になります・

10年間有効:16,000円
5年間有効(12歳以上):11,000円
5年間有効(12歳未満):6,000円
残存有効期間同一旅券(更新):6,000円

まとめ

今回のパスポート取得金額の補助金キャンペーンは、旅費全体で考えるとトータルでお得なのかな?という疑問が残ります。
キャンペーン対象者が成人であること、10年間有効のパスポートを該当期限内に取得すること、JATAの会員企業を使って期限内に海外旅行に出発する必要があることなど、条件が限定的です。
全員必ず8,000ポイントが還元される訳ではありませんし、そもそも、航空会社の公式HPなどで直接チケットを予約する方などは対象ではありません。
お望みの旅行先で、予算の範囲内で旅行の手配を該当の旅行会社で手配できればいいのですが、JATAの会員企業の旅行会社で旅行を申し込むと、割高になる可能性があります。
10年間有効のパスポートの取得にかかる費用は16,000円ですので、8,000ポイントが還元されれば、半額でパスポートが取得できるので、抽選に当たれば単純に嬉しいですけどね。
旅費をパスポートの取得、航空券の取得、宿泊代など、トータルでどれぐらいお金がかかるか、よく考えて、キャンペーンの応募を考えないといけないですね。

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