【2024年】ラオスの物価は?お金を日本円に換算しよう!

2024年2月、ラオス・ルアンパバーンに滞在しました。
ラオスの通貨、両替、SIMカード、交通費、食費、物価などリアルな情報をお伝えします。

1.ラオスの通貨は?

ラオスの通貨はKip(キープ)です。
2024年2月中旬で1ドル=2万キープでした。
滞在中は1万キープ=70円で計算していました。
通貨の0を3つ消して、10(000)✖️7=70円で計算すると分かりやすいです。

2.ラオス・ルアンパバーンでキープ以外の通貨は使えますか?

使えます。
ラオスのルアンパバーンは世界遺産の街で、多くの外国人観光客が集まる街です。多くの商店やレストランで、ドル、バーツ、人民元でお買い物ができます。
空港のSIMカードの購入はベトナムドンでもOKでした。
ドルで払った場合は、キープでお釣りがきました。
観光客向けのツアーなどの代金はドルでの表記が多かったです。

3.ラオス・ルアンパバーンでキープへの両替は便利?

便利です。
空港に両替所がありますし、ルアンパバーンのメインストリートSisavangvong Road は両替所が点在していますし、外貨のキャッシングができるATMが複数設置されていました。
レートや手数料は空港も街中も大差はありませんでした。
口コミや知り合いの体験談で「両替後キープを少なく渡された」「違うレートで計算された」など耳にしましたが、私が両替した時は何の問題もありませんでした。
国によっては両替時にパスポートの提示が必要ですが、ルアンパバーンのシーサワンウォン通りの両替所では、専用の用紙に氏名やパスポート番号を記入しただけで、パスポートは提示しませんでした。

4.ラオス・ルアンパバーンでキープへの外貨キャッシングは便利?

便利です。
多くの欧米系の観光客の方はクレジットカードを使ってATMから外貨キャッシングを利用していました。
借入金のレート換算日は、カードの利用データが決済センターに到着した日付ですので、実際に利用した日のレートとは異なります。
キャッシングの返済日は設定にもよりますが、原則のカード支払い日に一括返済となります。キャッシングした日から返済日まで利息も発生しますので、繰り上げ返済がおすすめです。利息はどこのカード会社もおよそ年利18%に設定されています
旅行先で、外貨のキャッシングを考えている方は、利用の条件、上限金額、金利、繰り上げ返済ができるかどうか、しっかり考えてから利用しましょう。
また、クレジットカードでのキャッシングは暗証番号の入力が必要ですので、出国前に暗証番号をしっかり確認しましょう。
個人的には、金利をもらうのは大好きですが、払うのは大嫌いですので、海外ではキャッシングを絶対利用しません。
また、ラオスではないですが、他の国でATMから偽札が出てきたり、故障して出勤できなかったなどトラブルも経験しています。また、防犯の意味でもリスクを高めるという認識でいます。
ですので、ルアンパバーンで外国の方がATMで気軽にキャッシングしている様子を見て非常に驚きました。
日本以外でのお金関係の手続きは面倒でも対面式のところで手続きしています。
もし、海外でATMからキャッシングする場合は、「トラブルがあるかもしれない」という気持ちで、利用したATMの番号や場所がわかるように撮影や、連絡先を控えておくことを強くおすすめします。

5.ラオス・ルアンパバーンでキープでSIMカードの入手は便利?

便利です。
空港で簡単に入手できます。
「Lao Telecom」と「Unitel」があり、私は「Lao Telecom」を選びました。
私は旅先ではGoogleマップを見る程度ですので5GBで十分でしたので、SIMカード「は3〜5日・5GB」で2ドルでした。無制限だと5ドルです。
安いですよね。
ちなみに「eSIMで3〜5日・5GB・3ドル」というプランもありました。
旅のパートナーは事前にeSIM「KKday」の東南アジア周遊プランを申し込みました。
ラオスではUnitelの回線を利用するようでしたが、ルアンパバーンに到着した瞬間Unitelの表示が出ましたが、インターネットを利用できませんでした。
eSIMの問題なのか、ラオスの通信問題なのか、パートナーの端末の問題なのか、Unitelの問題なのかその時点で分からず、そのためリスク回避で「Lao Telecom」を選びました。
「Lao Telecom」のSIMカードは問題なく使えました。
結局、パートナーが事前に手配したKKdayはサポートセンターに連絡して、端末を再起動するなど、いろいろ試しましたがラオス滞在中は使えませんでした。ラオスを出国する2時間前にKKdayがeSIM自体を交換してくれて、やっと使えるようになりました。
完全にKKdayの問題でしたが、やはりSIMでもeSImでも現地の空港で入手するのが安全だなと教訓になりました。
ちなみにKKdayのサービスは「3日・5GB・1,300円」です。
現地入手の方が安いですね。
経験のため返金を依頼していますが、「返金の予定はわからない」ということです。
返金されたら御の字ぐらいの気持ちでいます。

5.空港から中心地へのタクシー代は?

ルアンパバーン空港からルアンパバーン中心地へは、ラオスのご当地ライドシェアアプリのススメ、「LOCA」のアプリを利用しました。
ラオスに到着するまえにアプリをダウンロードして、「Lao Telecom」のSIMカードを購入後に、アカウント設定をしました。「Lao Telecom」の販売員の方が親切に設定を手伝ってくれました。
気になるお値段は「空港→中心地のホテル・10万キープ」「中心地→空港・16万キープ」
700〜1120円程度です。
料金は乗る前におよその金額がでますが、確定するのは目的地についた後です。
移動の所要時間は行きも帰りも15分程度でした。

6.クアンシーの滝への交通費は?

出典:photoAC

ルアンパバーンから車で1時間でアクセスできるクアンシーの滝は、乗合バンで1人7ドル、トゥクトゥクチャーターで35ドルでした。
自転車でのアクセスも考えましたが、片道2時間であることと。道路状態が悪く、峠道もあったので諦めました。
途中、象に乗れるスポットや雰囲気の良い棚田カフェもあり、サイクリングや車やトゥクトゥクをチャーターしていたら立ち寄れたので、残念に思いました。
道がきちんと安全に整備されたら、とても魅力的なサイクリングコースになるなと思いました。
乗合バンを使いましたが、プラス2万5000キープ、約180円の入場料を追加料金をドライバーに支払うと滝の入り口まで車で直接行けて楽ちんでした。正規の入り方だったのかは、少し疑問ですが、行きも帰りもホテルまで送迎してもらいました。

7.ビールの値段は?

瓶ビール、缶ビール、レストランでのビール、商店で買ったビールは軒並み2万キープ
でした。140円ぐらいでした。銘柄は「Beer Lao(ラオビア)」で、ゴールド、黒、白、グリーン、アンバーなどがありました。ちょっとフランスビール風でとっても美味しかったです。
ビールはカンボジアもベトナムも美味しかったですが。ラオビアが一番好みにあっている気がします。

8.食費は?

おしゃれなイタリアンレストランで、ミックスサラダ、釜焼きのピザ、ビール3杯飲んで、41万キープ、日本円で3,000円ぐらいでした。
ローカルなお店で食べたラオスヌードルサラダは5万キープ、420円ぐらいで、お食事は安かったです。衝撃だったのは、ホテルのメコン川サンセーとクルーズがセットになっていたお食事代でした。クルーズ代が25ドル、お食事代が10ドルで、豪華なラオス料理のフルコースがついてきました。ルアンパバーンはラオス料理はもちろん、フレンチやイタリアンも美味しくてお値打ち価格でした。

9.ホテル代は?

ホテル代はピンからキリまで、ですがアジアのリゾート特有の高級ホテルにコスパよく泊まれる、というイメージとは少し異なります。
観光の中心地から離れたゲストハウス街に泊まればある程度リーズナブルですが、中心地は1泊1部屋1万円ぐらいの値段設定です。
多少高めでもルアンパバーンのメインストリートであるSisavangvong Roadや、一本メコン川に近い通りであるKounxoau Roadのホテルが、観光やお食事、ナイトマーケットへのおでかけ、朝の托鉢の見学に便利です。

10.治安は?交通マナーは?

今まで訪れた外国の中で一番治安がよかったです。
朝の5時頃に白人女性が1人でジョギングしているのをみた時はびっくりしました。
交通も自転車で中心地を周ったり、中心地からラオス不発弾処理プロジェクトビジターズセンター まで行ったりしましたが、交通マナーがよく、車のドライバーさんたちに安全に配慮されながら移動できたと感じました。メインストリートのSisavangvong Roadを自転車で移動するのは楽しい経験でしたが、その他の通りは、意外と坂道が多く、自転車での移動は思ったよりスムーズではなかったです。
ちなみに自転車は宿泊先から無料でレンタルしました。

11.中国人観光客・中国製品が多い

とにかく中国人観光客とフランス人が多かったルアンぱばーん。
韓国人も多かったですが、日本人が少数派でした。
ラオス人はどこにいるの?っていう感じでした。
ホテルやレストラン、商店で働いているのはラオス人でしたが、本当に外国人だらけの街でした。
大型のスーパーに入っても、中国製品だらけ。
でも、日本でもそうかもしれない。同じかもしれない。
そう、感じました。

まとめ・とにかく行ってよかった!

ルアンパバーンの人々
ラオスのルアンパバーンの人々は、気遣いが細やかで、静かで小さな声でお話をされるけど、でも結構いっぱいお話ししてくれる、という印象を持ちました。

働く人々
ホテルやレストラン、商店などの接客は女性が働いていて、船や車のドライバーさんは男性と、職業で性別がはっきり別れているイメージも受けました。
ナイトマーケットで子どもが英語で外国人に対応して、1人で店を切り盛りしたり、お食事の屋台をお手伝いしたり、それがその場所ではごく自然なことに驚きました。

ルアンパバーン国立博物館のガレージ
王宮であったルアンパバーン国立博物館には、敷地の隅にガレージがあり、王様が乗っていた自動車が展示されています。そして、ガレージの壁には近現代の王様の車のドライバーさんの写真が展示してあって、とても印象に残りました。
「人を大切にする国なんだ」と思いました。

以前からずっと気になっていた国ラオス
いつか行ってみたいなと思ってから、20年近くの歳月が経っていました。
ただ不思議と「もっと早く訪れればよかった」という気持ちではなく「今このタイミングで行けてベストだった」という気持ちになり、悠久の時の流れのおおらかさを感じる場所でした。
日本からタイやベトナムにご旅行に行かれる方は、ラオス・ルアンパバーンはタイやベトナムからのアクセスが簡単ですので、ぜひ足を伸ばして行かれてください。

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