ベトナムのお金を日本円に換算しよう!

多くの日本企業が進出し、日本人の駐在員も多く、旅行先としても魅力的なベトナム。
大変な親日国であり、2023年は日越国公樹立50周年の記念すべき節目の年でもあります。
多くの日本人が訪れるベトナム。
ベトナムでのお買い物相場やどれぐらいでしょうか?
今回はベトナムのお金を日本円に換算して、ベトナムの為替レートやベトナムの物価について語ってみましょう♪

1.ベトナムの通貨

ベトナムの通貨単位はVND(ドン)です。
今回の記事は「ドン」で統一して表記します。
500ドンから5,000ドンの紙の紙幣と、10,000ドンから500,000ドンの高額のポリマー紙幣があります。
特徴としては「0」の数が多いこと。
0が多くてめんどくさいので、ベトナムの人も1,000以下の数字は口頭で省略して話します。10,000ドンだと「10」、500,000ドンだと「500」という言い方をします。
そして、全ての紙幣にベトナム建国の父ホー・チ・ミン氏が印刷されています。
つまり、一見、お札が全部一緒に見えますので、支払いの時には注意が必要です。

2.為替レートの推移

さてここでは日本円とベトナムドンの為替レートの推移を見ていきましょう。

2014年1月1日 1円= 200.23ドン
2015年1月1日 1円=179.88ドン
2016年1月1日 1円=187.50ドン
2017年1月1日 1円= 195.10 ドン
2018年1月1日 1円=201.29ドン
2019年1月1日 1円=211.33ドン
2020年1月1日 1円=213.30ドン
2021年1月1日 1円= 226.12ドン
2022年1月1日 1円= 198.16 ドン
2023年1月1日 1円= 180.78ドン

2023年10月18日時点は1円= 163.52 ドンです
米ドルが高くなるとベトナムドンも高くなります。
2014年は1万円を両替すると200万ドン手に入りましたが、現在では現在は、1万円を両替しても約160万ドンしか両替されません。

3.ベトナムのお金を日本円に換算してみよう!

2023年10月時点で、ベトナムで暮らす日本人はベトナムのお金を日本円に換算する時、下3桁の0を消して6を掛けています。
10,000ドンですと000を消して10✖️6=60円です。

ベトナムのお金を日本円に換算すると1万ドン=60円

10,000ドンが60円なんて、0が多いのに少し変な感じですよね。
ちなみに1,000〜2,000ドンはベトナム人の意識の中で「細かいお釣りがない時は返さなくていいよね」という感覚があります。大きなスーパーに行くと500ドン札のお釣りが来ることもありますが、500ドン札はザコ扱いされて、支払いに使われないことがほとんどです。

4.日用品やお食事代を日本円に換算してみよう!

出典:photo AC

生活に必要な日用品を日本円に換算してみましょう!
首都ハノイの物価の例となります。

スーパー

ミネラルウォーター500ml 4,000ドン→24円
ローカル缶ビール350ml 15,000ドン→90円

レストラン

ミネラルウォーター500ml 30,000ドン〜50,000ドン→180円〜300円
ローカル缶ビール350ml 30,000ドン〜80,000ドン→180円〜480円

お食事代

マクドナルドのバリューセット 70,000〜100,000ドン→420円〜600円
ローカルの麺屋さん(フォー・ブン・ワンタンなど)30,000〜70,000ドン→180円〜560円
ハノイ・タイホーエリアのおしゃれレストラン(フォー・ブン・ワンタンなど)100,000〜200,000ドン→600円〜1,200円ちょっといいランチ(ベトナム料理・イタリアン・和食など)250,000ドン〜500,000ドン→1,500円〜3,000円日本人街のキンマー&リンランで夕食&お酒 安くて500,000ドン→3,000円

5.バスやタクシーは?

バス

距離関係なくバスの種類により7,000〜9,000ドン→42円〜54円

タクシー

日本大使館からタイホーエリア約7km(配車サービスやその時の天候や渋滞で前後します)80,000〜100,000ドン→480円〜600円

バイクタクシー

日本大使館からタイホーエリア約7km(配車サービスやその時の天候や渋滞で前後します)30,000〜50,000ドン→150円〜250円

6.外国人用のレジデンスは?

外国人用のレジデンスはエリアやレジデンスによって異なります。

2ベットルーム(タイホーエリア・日本大使館周辺)

50,000,000ドン〜100,000,000ドン→300,000円〜600,000円

まとめ

2023年10月〜11月頃にご旅行や駐在でベトナムに行かれる際はまず「1万ドンは60円」とだけ覚えておいてください!
物価に関しては外国人向けのサービスは日本より高価です。高価な物やサービスの品質がいいかと言えば、そこには疑問が残ります。ローカルの市場やレストランを中心に生活すると金額は安いですが、食の安全面や衛生面を考えると「安くて上質なアジアの暮らし」とは言い切れないところがあります。
「思ったより安くないな」
「お金を払ったからと言って上質なサービスを受けれるわけではないな」というのが正直な感想です。
ただし、経済発展右肩上がりの若い人が主役の元気な国です。
実際にベトナムに行かれる機会のある方はご自身の目でしっかりと等身大のベトナムを見て、「熱さ」と「若さ」のエネルギーを楽しんでください!

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