iDeCoで投資を始める時に最初にとまどってしまうのは「金融機関」と「商品」選びだと思います。
どの金融機関で口座を開きどの商品を選ぶかで管理コストが変わっていきます。
60才までの長い付き合いになるiDeCo。運営管理手数料や信託報酬は安くおさえたいですよね。
iDeCoを開設する時に何を見て選択するべきか調べてまとめてみました。最後までぜひご覧ください。
① 口座開設と手数料
1.加入・移管時手数料:2,829円(初回のみ)
国民年金基金連合会が徴収する手数料。
全て金融機関で共通の金額です。
どこで口座を開設しても最初に必ず2,829円の手数料が発生します。
2.口座管理手数料:171円〜611円(毎月)
どの金融機関で口座を開設するかで口座管理手数料が変わります。慎重に選択しましょう。
3. iDeCo口座開設の金融機関は証券会社が絶対におすすめ
証券会社、保険会社、銀行で口座開設ができます。保険会社や銀行での口座開設は口座管理手数料が高いです。証券会社での開設が絶対におすすめ。
おすすめの証券会社はSBI証券と楽天証券です。SBI証券と楽天銀行の口座管理手数料は171円。業界最安値です。
安いからサービス悪いとかは全くありません。
SBI証券は83件の商品の中から選択できます。
楽天証券は31件の商品の中から選択し楽天ポイントが貯まります。
じっくり比較して選択できます。
②商品の選び方
1.年齢に合わせた商品選び
iDeCoでの投資信託にはいろいろなタイプの商品があります。
iDeCoのファンドは金融庁が内容を精査している商品なので基本的に変なものは無いです。
しかし投資信託は元本変動型商品です。
iDeCo始める年齢でリスクの許容範囲が変わってくると思います。
20〜30代で始める方はリターン重視で株100%の商品を選ぶのも選択肢の一つ。
「S&P500」や「全世界株」を検討するといいと思います。
60代が近づいてきたらリスクの低い債券型のファンドに切り替えるのもアリです。
月々の拠出の金額の中から分散して複数のファンド投資することもできます。
気になる商品がありすぎて悩んだ時は月々の拠出の金額の中から分散して複数のファンド投資することもできます。
国内株式、海外株式、国内債券、海外債券に分散投資できる「バランス型商品」から始めるのもいいと思います。
2.信託報酬をしっかり見ましょう
投資信託には運用や管理などを行うためのの費用が発生します。この費用は「信託報酬」と呼ばれています。
各商品に明記されているので必ずチェックしましょう。目安として信託報酬0.2%以下の商品を視野に入れるといいと思います。
まとめ
- iDeCoを開設するときは手数料と信託報酬をしっかり確認しましょう
- リターンやリスクを考えた商品を選びましょう
iDeCoはどの金融機関で開設してどの商品を選ぶかで資金運用の効率性や将来の老後資金の金額が変わってしまいます。働いて蓄えた大切な資金を運用します。できるだけ低いコストで自分の価値観にあった選択しましょう。
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