[注意喚起]退職金が狙われる?50代後半で定年が近い方は、「お金を増やす」段階ではない!

最近、作り話ではないかと思うほどベタな話ですが、「退職金が入ったので初めて投資をして大損した」という記事をよく目にするようになりました。
そこで今回は注意喚起としてお伝えしたいと思います。

まず検索に注意
まずGoogle等の検索エンジンで、「退職金」「銀行」と検索してみてください。
ずらーっといろいろな銀行、信託銀行がヒットします。各金融機関では、退職金を入金してくれれば少しだけ金利を上乗せしますという特別プランを用意しています。
各金融機関としては、まず退職金を入金してくれれば第一段階終了。
次に、頃合いを見て「普通預金だけでは今後心配ではないですか?」と営業の連絡が必ずかかって来ます。
投資商品への勧誘です。
言い方が悪いですが各行「刈り取りマニュアル」というものが存在しているといいます。

勝手に向こうから近づいてくる
「銀行の窓口には近づくな」と大きな声で言いたいですが、近づかなくても大金を銀行口座に入れてたら勝手に向こうから来ます。
そして、無知と虚栄心につけ込んでファンドラップや手数料や信託報酬の高い投資信託を勧めてきます。
基本的に金融機関が勧めてくるのは、我々にとって良い投資商品である手数料無料で信託報酬が安いインデックスファンド等ではなく、融機関が得をする手数料を多くとれる金融商品です。あちらもお商売ですからね。
銀行に多額の預金残高があるだけで、グループ企業の証券会社や、どこから嗅ぎつけたのか不動産会社から「ワンルームマンション投資で毎月収入・・」などゴミ投資の営業の電話もあるようです。

【ピリリと辛いマネーコラム】 第1回 銀行、証券会社、保険会社の窓口に近づくな!

残念ながらお金を増やす段階ではない
まず、退職金を受け取った方はもとより、50代後半で定年が近い方は、「お金を増やす」段階にはありません。
「お金を減らさない」段階に入っていると言えます。
以前、老後資金を「預金のつもりで配当金も出るし」という事で、東京電力やNTTに投資をしていた方も多かったようです。その後の結果は言うまでもありません。ご自身を過信して手堅い投資をしていると思っても、未来は誰にも分からないのです。
前置きが長くなりましたが、退職金で初めて投資をしては絶対ダメ。
預金残高が多くても狙われる。ではどうすればいいのか・・
一つの選択肢として個人向け国債の購入をおすすめします。

個人向け国債のメリット
①保有期間中は半年ごとに利払いを受けられる。
②発行体が日本国であり日本が破綻しない限り元本は保証・満期で償還される。
③中途換金しても元本割れがない。
④1万円から購入でき毎月購入可能。

個人向け国債を保有していると手堅い印象を与えられる
個人向け国債で手堅い投資をしていると見なされ営業の電話をシャットアウトできるという事です。
もし「個人向け国債なんて解約して、もっと利回りの高い金融商品に投資しませんか」などという営業の電話が架かってきて場合には…。その金融機関との付き合いを見直すべきです。

まとめ
50代後半で定年が近い方は、「お金を増やす」段階にはありません。手堅く守る段階であること、あなたの「退職金」を狙う存在が確実にいることをしっかりと認識して、ご自身の資産を守ってください。

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