2022年提出の令和3年分確定申告の期間は所得税の場合、2022年2月16日(水)から2022年3月15日(火)までです。
個人事業者の消費税等の申告はは2022年3月31日(木)までです。
確定申告って「めんどくさいな」とか「難しいな」っていうイメージがありますよね。
でも、確定申告って実際にやってみると簡単ですし「やってよかった」という充実感があります。
そして何よりも確定申告って英語にすると「Final tax return」なんです。
Tax return→税が返ってくると思うと「よし!頑張ろう!」という前向きな気持ちになりませんか?
とはいえ、確定申告って準備が大変です。
今から少しずつ、領収書の整理や経費の計算を始めましょう。
2021年12月1日に国税庁はHPに「令和3年分 確定申告特集(準備編)」のページを開設しました。
マイナンバーカードとマイナポータルアプリを利用すると令和2年分の確定申告時より便利な機能が増えましたのでご紹介します。
ICカードリーダライタが不要に!!
出典:photo AC
スマホとマイナンバーカードがあれば、パソコンを利用してe-TaxをICカードリーダライタを使用せず、e-Tax送信ができるようになります。
マイナポータルアプリでパソコン上に表示されたQRコードを読み取ることで、ICカードリーダライタを使用せず、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができます。
スマホ申告の対象範囲が拡大
出典:photo AC
スマホで申告する時にレイアウトがスマホの画面の大きさに適したサイズで表示されます。
入力と確認がしやすくなります。
対象所得
・給与所得 ・雑所得 ・一時所得 ・特定口座年間取引報告書(上場株式等の譲渡所得等・配当所得等) ・上場株式等の譲渡損失額(前年繰越分)
各種控除
・全ての所得控除 ・政党等寄付金特別控除 ・災害減免額 ・外国税額控除 ・予定納税額 ・本年分で差し引く繰越損失額
源泉徴収票の入力がスマホの撮影でOK!
スマホで確定申告する際に、スマホのカメラで「給与所得の源泉徴収票」を撮影すると確定申告書等作成コーナーの該当項目に自動入力されます。
手で入力する手間が省けますし、入力間違いも防げますね。
マイナポータルサイトでデータを連携
ふるさと納税、地震保険料及び医療費のデータがマイナポータルと連携します。
情報をまとめて取得して申告書に自動入力できます。
実際スムーズにできるのか?
マイナンバーカードとスマホを利用して申告するとメリットばかりですね。
ただ、何か操作を間違えていたかもしれませんが、私の令和2年度の確定申告の時はマイナポータルサイトのアプリが不具合を起こして不安で利用できなかったり、パソコンのOSがe-taxに対応していなかったりと、スムーズにいかず、結局印刷して提出というアナログな方法を取りました。
令和3年度こそは文明の利器を利用した確定申告ができるといいなと思います。
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