携帯大手3社・解約金廃止はいつから開始?

NTTdocomo、ソフトバンク、KDDI(au)の携帯大手3社が解約金廃止を発表しました。
携帯電話の契約を巡り、総務省は各携帯電話会社の乗り換えをしやすくすることが必要だと指摘していました。
また、2019年の電気通信事業法改正に伴い携帯各社は解約金の上限額を引き下げました。
解約金を千円以下にするルールができたのですが、2019年9月までに締結された既存契約はそのままの条件で契約を継続できるという形となり、旧プランの契約者は適用されず、割高な解約金が乗り換えを阻んでいました。
今回の解約金廃止の発表は携帯電話利用者にとっても携帯会社にとっても大きな転機です。
それでは、実際にいつから解約金が廃止されるか各社毎に見ていきましょう。

①NTTdocomo

廃止開始時期:2021年10月1日
内容:解約金制度の全廃。

以前の解約金の料金(税込)
2019年10月以降に結んだ2年契約:1,100円。
それ以前の旧プラン:2年契約10,450円、1年契約3,300円。

②ソフトバンク

廃止開始時期:2022年2月1日

内容
ソフトバンクとワイモバイルで過去に提供していた契約期間がある料金プランにおいて、契約更新月以外の解約時に生じる契約解除料が免除となります。
ただし、法人向けに提供している一部の料金プランや固定通信サービスは対象外となります。
契約解除料が免除になる料金プランはこちらをご覧ください。

解約金の料金
プランによって解約金の金額が異なります。
金額はこちらで確認できます。

③KDDI(au)

廃止開始時期:2021年度以降(2022年3月末以降)
内容:auとUQ mobileの携帯電話サービスについては解約金を撤廃する方向で調整中

解約金の料金(税込)
2年契約N(2019年10月から受付開始): 1,100円
2年契約(2019年12月25日で新規受付終了): 10,450円
auご加入年数11年目以降で「2年契約」と「家族割®(または「法人割」)」をセット加入の場合、契約解除料は3,300円です。

まとめ

出典:photo AC

NTTdocomoは2021年10月1日で解約金は全廃。
ソフトバンクは2021年2月1日から解約金免除。
KDDI(au)は2022年3月末以降でauとUQ mobileの携帯電話サービスについては解約金を撤廃する方向で調整中というのが、2021年10月28日現在で決まっている事ですね。
携帯の解約については、解約金が割高なのと解約手続きの煩雑さから解約手続きや携帯料金の見直しを見送っていた方も多くいらっしゃると思います。
私は楽天UNーLIMIT VIを使っています。
料金もワンプランで月々0〜3,278円(税込)と使った分だけと明瞭で、解約もいつでも解約金なしで行えます。
契約と解約の手続きが簡単でスムーズなのが他のキャリアにはない魅力だと思います。
実際、携帯代にかかっていた固定費もぐっと安くなりました。
ただ、都内にいても、しっかりした建物の中や公園の真ん中、地下にあるスーパーなど、スマホアプリで決済をしようとすると、ここぞという時に圏外になってしまい「弱った」という状況になります。
慌ててfree wi-fiを接続しますが、携帯会社と契約している意味について考えてしまいます。
今後各会社でサービスの向上、携帯利用料など、利用者にとってどうメリットが増えていくか注意して見ていこうと思います。

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