2027年から「こども支援NISA(こどもNISA)」の制度が開始される予定です。未成年でも非課税の投資が再びできるようになるため、注目されています。
「こども支援NISA」の非課税保有限度額は最大600万円が上限となる予定です。
さて、こどもの名義で「こども支援NISA」に投資した場合、当該こどもが18歳になった後、引き続き成人向けの「新NISA」で投資する場合、生涯投資枠1,800万円に、こどもNISA時代の投資額600万円は含まれるでしょうか?
子ども本人の新NISAの生涯投資枠に含まれる
「こども支援NISA」で投資した場合、その投資額は、名義である子どもが18歳になり、成人向け新NISAへ移行した際、原則として子どもの生涯投資枠(1,800万円)の合計に含まれることになります。
成人までに「こども支援NISA」で600万円(上限)まで投資していた場合、成人向け新NISAの投資枠は1,200万円になります。
親の生涯投資枠に含まれる?
「こども支援NISA(こどもNISA)」の投資額は、親の(成人)新NISA生涯投資枠(1800万円)には含まれません。こども支援NISAは、子ども自身が非課税枠(年60万円、生涯600万円)を持つ、全くの別制度です。
でも、結局、こども支援NISA(こどもNISA)って親や祖父母のお金で投資するよね。親の資金でこども支援NISAに投資したら贈与税の対象になる?
親の資金でこども支援NISAに投資したとしても、年間投資枠の上限が60万円ですので、現行の制度です。贈与税は、1年間に受け取った財産の合計が110万円以下であれば課税されません。ただし、注意が必要なのは、年間の贈与額はあくまでも「受け取る側」で合算される点です。こども支援NISAへの60万円とは別に、お年玉や祝い金などで50万円以上を受け取ると、合計が110万円を超えます。超過分に贈与税がかかる可能性があります。
まとめ
こどもの名義で「こども支援NISA」に投資した場合、そのこどもが18歳になった後、成人用の「新NISA」で引き続き、投資する場合、生涯投資枠1,800万円に、そのこどもNISAの投資額600万円は含まれます。別枠ではありません。1人の人間の生涯投資枠はあくまでも1,800万円です。非課税で運用する枠組みは、結構公平なんだなと関心しました。ただ、こどもが小さい頃に「こども支援NISA」を運用するのは保護者の方です。
こども達が大人になった後に「600万円の枠を下手な投資で無駄にした」と言われないように、しっかりと目的を持って計画的に運用していきましょう。
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