【2021年】NEXT テンバガー候補「Chatwork」

①はじめに

ASSETS PLUSはお堅い職業に勤続20年の「投資歴20年のトレーダー」とフリーランスで働く「投資歴3年の初心者」の2人で運営しています。投資経験も視点も違う2人ですが満場一致で「この銘柄が良い!」と盛り上がる時があります。2人が注目する企業で今後テンバガー銘柄に成長しそうな銘柄を深掘りして分析していきたいと思います。
今回はビジネスチャットツールを開発と販売をしている「Chatwork 」を深掘りします。

②テンバガーとは?

テンバガーとは購入時より株価が10倍になった銘柄です。野球用語でバガーは塁打を意味します。
1試合で10塁打を記録する勢いで株価が上がり10倍になる銘柄をテンバガーと呼びます。

③注目の銘柄Chatwork

Chatwork(4448)ついて

設立:2005年
上場:2019年
2021年5月31日株価終値1,052円

クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork」を開発・販売。
業務効率UP特化したビジネスチャットツール。
導入企業は313,000社を超えています。
複数人での情報共有や業務の進捗状況の把握などがストレスなく行えます。
WordやExcelのファイルや写真の送受信もスムーズでビデオ・音声通話機能もあり
テレワークでの業務に必須の効率化ツールです。
料金プランは3タイプ。無料と月額500円のビジネスプラン、管理機能を強化した
月額800円のエンタープライズプランがあります。

企業HPはこちら

④「投資歴20年のトレーダー」が思うテンバガーへのポテンシャル

売上が右肩あがり

出典:Pixabay

営業やエンジニアの積極採用を続け広告宣伝も加速し費用先行しているのでQ1’21(当四半期)の純利益はー900万円と赤字に転落しましたが、売上高は68,800万円で前年同期比+27.1%と大幅に伸びています。

Chatworkの利用者数が増えている

Q1’21(当四半期)時点で登録ID数は416.7万IDと前年同期比+27.1%と継続して増加しています。
その内有料のChatWork ID数はQ1’21(当四半期)で47.1万IDを超えました。
前年の同期と比べて+14.4%増加しています。

時価総額に注目

時価総額が390億円投資対象として成長の伸びしろがあり魅力的です。2020年12月の指標もROEは12.7%、ROAは8.2%とかなり良い数字です。財務健全性も高くかなり期待できます。


⑤「投資歴3年の初心者」が思うテンバガーへのポンテンシャル

自分がユーザーです

出典:Pixabay

フリーランスで働いているためChatworkを毎日使っています。
PCとスマートフォン両方にアプリをダウンロードし移動中や外出先でも手軽に仕事内容を確認できます。

とにかく便利

LINEのビジネス版と言われることもありますがLINEより3ヶ月早く世に出ています。LINEなどでは一度送信したメッセージは「送信取り消し」で全文章を取り消しですしメールは誤送信したら取り消せません。
ChatWorkは送信後のメッセージにドキュメントを添付したり、文章の一部を再編集でき非常に利便性が高いです。
メッセージを引用して返信できるので複数名での合同の仕事でも、質問に関してピンポイントで返信できます。それぞれの進捗状況やデータの共有が簡単にできます。もはやインフラと言ってもいいぐらいあってはならないツールです。

株主優待でChatworkのパーソナルプランを無償で利用できる

権利確定月:12月
必要株数:100株
条件:半年以上継続保有
毎年6月末日、および12月末日の自社株主名簿に2回(6ヶ月)以上連続して同一株主番号で自社株式100株以上の保有が記載されていること。
有償で提供しているパーソナルプランを1株主番号に対して1IDが贈呈されます。
株式を保有している期間において月額料金が無償となります。
ヘビーユーザーとしてはこの優待内容だけでも投資の理由になります。

財務健全性が高い

そもそも法人化してから2015年ごろまで自己資本100%の無借金企業でした。
銀行からも借りない、資本も入れない、上場もしないというのが経営の基盤にありました。
実際に2015年に資金調達するまで10年以上黒字企業でした。
現在の有利子負債も0です。
本当に素晴らしい会社ですが元々が財務上かなりしっかりした会社なんです。
システム拡充とサービス向上のために2015年にベンチャーキャピタルから資金を調達し2019年に東証マザーズに上場。
2019年の純利益は6,100万円でしたが2020年の純利益は20,800万円で大幅に利益を伸ばしています。
2021年12月の業績予測はまだ発表されていませんが注視していきたいです。

時代のニーズにうまくマッチ

「中小企業のIT化」や「幸せに働くこと」を企業の使命として掲げていますが企業だけではなく個人のIT化にもマッチしていると思います。
上場後のタイミングが偶然にも世の中でテレワークや副業の増加のタイミングと合いサービスは企業や個人の需要に応えるものだったと思います。

今後もIDの登録者数は増える

東京都のHPによると2021年4月時点で東京都のテレワーク導入率はテレワーク導入率は56.4%。半日・時間単位のテレワークのテレハーフを推奨しているところからテレワークに役に立つツールの利用者は更に増える可能性があります。
副業についても2018年の「働き方改革」の一環で厚生労働省が「モデル就業規則」を改訂した際に「副業禁止」の項目を削除しました。それをきっかけに大手企業を中心に副業解禁などが進められました
昨今の時勢による収入の減少や将来への不安など様々な要因で副業や場所を選ばない働き方が注目されています。
テレワークや副業のコミュニケーションツールとしてこれからもID登録者数は増加しそうです。

創業者メンバーの兄と代表取締役の弟がドラマみたいで推せる

起業家精神旺盛の彼女の切れない体育会系モテ男の兄とどちらかと言えばオタク気質のゲーマで天才プログラマーの弟(現在の代表取締役山本正喜氏)が仲の良いメンバーと設立した会社が現在のChatworkになりました。創業から今までのエピソードはもちろん代表取締役山本正喜氏が語る「働くを、もっと楽しく、創造的に」という経営ミッションにも魅力を感じます。

まとめ

上場以来、売上高を更新し成長の伸び代もあるChatwork。
NEXTテンバガー候補として可能性を感じます。
優待の内容、配当金、権利確定月、権利付最終日は変更の可能性があります。
最新の情報は必ず当該企業のホームページをご確認ください。


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