【楽天銀行・楽天証券】本当に改悪?優遇金利の改定とポイント付与の改定

2021年12月27日に楽天銀行と楽天証券から発表がありました。
内容は「楽天銀行のマネーブリッジ設定での普通預金金利の優遇金利の改定」と「楽天証券で保有する投資信託に対するポイント付与の改定」です。
改定開始は2022年4月からです。
それでは、気になる改定内容についてじっくり見ていきましょう。

楽天銀行の金利改定

出典:photo AC

対象:マネーブリッジ設定での普通預金金利

現行の金利

普通預金残高に関係なく一律、年0.10%(税引後年 0.079%)

2022年4月1日からの金利

①普通預金残高300万円以下:年0.10%(税引後年0.079%)
②残高300万円を超える預金金額:年0.04%(税引後年0.031%)
プレスリリースはこちら

どう対応するべき?

残念ながら300万円を超える預金金額の金利が年0.04%に改定されます。
さて、この改定に対してどう対応すればいいのでしょうか?
対応方法について3つ考えてみました。
①このまま:メガバンクなどの金利の年0.010%と比較しても年0.04%は高い金利です。
②定期預金にする。
③銀行を変える:あおぞら銀行など年0.2%の銀行に乗り換えましょう。
④投資する:300万円を超える預金残高を投資にまわしましょう。

2022年4月まで時間はあります。今回の改定は私個人としても残念ですが、自分のこれまでの資産形成を見直す機会だとポジティブに捉え、これを機に戦略を考えようと思います。

投資信託に対するポイント付与の改定

対象:投資信託資産形成ポイントの進呈条件
※レバレッジ型ファンドやSBIアセットマネジメントが運用するインデックスファンドの一部は対象外です。

現行の金利

毎月、残高10万円ごとに3〜10ポイントを還元

2022年4月1日0時からの金利

月末時点の残高が、2022年4月以降にはじめて一定の金額に到達した場合に付与します
ポイント付与はそれぞれの金額達成時の1回限りとなります。

プレスリリースはこちら

現行の制度ですと、残高10万円に対し、年間で36〜120ポイント、年0.036〜0.12%が毎月継続的に付与されていました。
2022年4月からは残高10万円達成で10ポイント(約0.01%)、残高が100万円で100ポイント(約0.01%)の還元率になります。

どう対応するべき?

①このまま
②SBI証券などの他の証券会社に乗り換える。

対応としてはシンプルにこのまま楽天証券を利用するか、他の証券会社に乗り換えるかの2択になります。
私はもともとSBI証券一本のところ、楽天証券での投資信託のクレジット決済によるポイント付与目当てで楽天証券に口座を作りました。
そのため、今のところ現状維持になりますが、今後メリット、デメリットについては細かくジャッジしていこうと思います。

まとめ

出典:photo AC

今回の楽天銀行と楽天証券のプレスリリースですが、改悪と言えば改悪ですが、預金額が300万以下の方や、個別株に投資している方にとっては影響のない発表ですね。
高い金利やポイントは個人と楽天銀行・証券が契約してもらっているものではないですし、楽天銀行と楽天証券の都合でこれからも金利やポイント付与については改定される可能性は多いにあるわけです。
「今まで優遇してくれてありがとう、さて次はどうするかな〜」という気持ちで前向きに情報を入手しましょう!



優待の内容、配当金、権利確定月、権利付最終日は変更の可能性があります。
最新の情報は必ず当該企業のホームページをご確認ください。

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