【ピリリと辛いマネーコラム】第5回リボ払い使っている人は金融リテラシー最弱!

久々のピリリと辛いマネーコラム。いきなり煽ったタイトルですが、リボ払いなど絶対やめてほしい! その思いから書かせて頂きますのでご了承ください。

1.そもそもリボ払いとは

クレジットカードの支払方法の種類で、「毎月の支払を〇万円」と設定して支払っていく方法です。1回払いや分割払いと異なり高額商品を購入した場合でも月々の支払金額は自分が設定した一定額で済みます。

2.クレジットカード会社の収入源

先日、新しくクレジットカードを発行した際、リボ払いを使うかどうか選択する項目があり当然「使わない」を選択しましたが、その後3回ほどカード会社からリボ払いのご案内という名目で営業の電話がありました。
電話に出れないと、留守番電話に長いメッセージを入れてご案内内容を全て説明するほど
念が入った営業っぷりでした。
リボ払いを使った場合にクレジットカード年会費が優遇されるカードもあります。また定期的にキャンペーンを打って勧誘が行われます。
なぜ、クレジットカード会社がそんなにリボ払いをさせるために頑張るのか?
答えは簡単!クレジットカード会社の大きな収入源だからです。
一般的なリボ払い手数料は年率15%以上。
月々の支払額が少ないと、実は月々金利分を払っているだけで借金の元本は減っていないという事になりかねません。
借金という言葉を使いましたが、クレジットカードの支払方法の一つという単純なものではなく単なる借金と認識すべきです。
投資をする際、アインシュタインが「複利効果は人類最大の発明」と名言を残しているとおり複利で運用すれば絶大な効果を発揮しますが、このリボ払いはまさに逆複利の状態といえます。

3.すでにリボ払いを使っている方に

すでにリボ払いを使っている方は、金融リテラシー最弱から、まずは普通の状態に戻す事です。預金があれば、預金が少なくなっても借金元本をゼロにし、二度とリボ払いには手を出さないようにしましょう。
預金が無い方は、恥を忍んで親・兄弟に相談してみてはどうでしょう。さすがに親・兄弟から年率15%は要求されないと思いますので少しずつでも借金元本を減らしていけばなんとかなります。
私がリボ払いと聞いてすぐに思い出すのは会社の同期の顔です。
その同期は入社してすぐにリボ払いでソファを買っていました。
十年以上たった今でも同期会ではネタにされています。
その時は、また別の同期の友人がそのリボ払いを立て替えて払ってくれました。
運よく一年目からボーナスが出て、友人へ一括で返済しましたが、友人同士の金銭の貸し借りは基本おすすめしません。
しかし、信頼関係のもと友人に相談したからこそ、友情と絆は今も続いています。
そして、今では双方とも立派に家庭を築いています。

まとめ

クレジットカードを新規申し込みをしたり、デパートや大型家具屋でリボ払いをさも親切そうに、利便性をアピールして笑顔ですすめてくるスタッフがいますが、表面上の情報で簡単にリボ払いを選択してはいけません。
もしかして、すすめてくるスタッフもリボ払いの恐ろしさはわかってなく、マニュアル通りに録音されたテープのように話しているだけかもしれません。
まず、一括で買えないものは「本当に必要なのか」という意思決定に立ち戻りましょう。
そして、リボ払いの性質はなにか、リボ払いで借金を追うことのデメリットを忘れないでください。


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