2024年度から東京証券取引所の取引時間が延長

東京証券取引所の取引時間の延長が見直されています。
決定されたらいつから開始されるのか、見直し後の取引時間について調べてまとめてみました。

1.いつからどうなるのか?

2024年度中に東京証券取引所の取引時間を午前9時から午後3時30分に変更予定です。

出典:pixabay

2.現在の取引時間は?

現在の取引時間は午前9時から午後3時までです。
午前11時半から午後0時半まで1時間の昼休みをはさむため、実際に取引できるのは5時間です。

3.取引時間が短いのは何か問題なの?

日本以外の証券取引所で昼休みがある国はシンガポール、中国、香港です。
昼休みをのぞいた取引時間は、シンガポールは7時間、中国は4時間、香港は5時間30分。
アジアの中で日本の取引時間は極端に短いというわけではないのですが、イギリスは8時間半で、アメリカは6時間30分と主要な国と比べて短いというのがポイントなんですね。
今回の延長の狙いは、取引時間中にシステム障害が起きても、当日中に売買を再開できる余地を確保するためですが、取引時間の延長で海外の投資家への良いアピールになるといいですね。

4.過去にも取引時間の変更はあったの?

過去の取引時間の遍歴は以下となります。結構細かく変わっています。

1950 年 9 月 11 日~:前場(9 時~11 時)後場(13 時~14 時)
1954 年 3 月 3 日~ :前場(9 時~11 時)後場(13 時~15時)
1954 年 3 月 3 日~ :前場(9 時~11 時)後場(13 時~15時)
1991 年 4 月 30 日~:前場(9 時~11 時)後場(12時 30分~15時)
2011 年 11 月 21 日~:前場(9 時~11 時30分)後場(12時 30分~15時)

参照:JPX

まとめ

東京証券取引所の取引時間が延長になるのは約3年後です。
延長後Nの取引時間は今より30分長くなります。
それでまで前場(9 時~11 時30分)後場(12時 30分~15時)が取引の時間になりますので、しっかりと覚えていましょう!

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