トヨタ自動車、株主優待でまさかの謝罪!? 〜電子マネー導入が引き起こした混乱〜

個人的にトヨタ自動車の株主でもあるのですが、「優待をくれるなら配当をくれ派」なので、2025年から導入されたトヨタ自動車の株主優待には「手間が増えたな」ぐらいしにか思っておりませんでした。
でも、そう思っていたのは私だけでなく、多くのトヨタ自動車の株主の方が優待制度の導入に戸惑っていました。そして、まさかのトヨタが株主優待の件で謝罪をしてました。

2025年から始まった株主優待

トヨタ自動車は世界トップクラスの自動車メーカー。これまで株主優待はなかったのですが、2025年から新たに「電子マネーでの優待」と「抽選によるプレゼント」という株主優待制度を導入しました。
電子マネーの受け取りは「トヨタウォレット」というスマホアプリを使う仕組みです。優待株が好きな方にとっては「待望の優待開始!」と話題になりました。

ところ不満が続出

いざ始まってみると、想定外の問題が次々と沸きあがりました。
高齢株主の方を中心に「スマホを持っていない」「操作が難しい」という声があがりました。
そんな方々の中でも頑張って登録された方もいます。しかし、アクセス集中によるアプリの接続不良が発生しました。
トヨタとしてはデジタル化で企業側の負担を減らす狙いだったのでしょうが、結果的に「せっかくの優待なのに受け取り方がわからない」と多くの株主を苛立たせてしまったのです。

トヨタの謝罪と対応

株主からの不満を受け、2025年8月18日にトヨタ自動車は公式に謝罪しました。
「配慮が行き届かず、大変申し訳ございません」とのことです。
さらに、優待の電子マネー受け取り期限が 2025年7月だったところを、2026年2月までに延長すると発表しました。

今回の教訓

デジタル化は便利な反面、「誰でも簡単に使える仕組み」になっていなければ逆効果です。
特にトヨタ自動車の株主は幅広い年齢層、国籍の方が対象です。アナログな選択肢(紙のギフトカードなど)も用意しておくのが親切だったかもしれません。

まとめ

やはり、何度考えても「なんで今更優待?」という疑問が頭を離れません。
一株主としても全く嬉しくなかったです。
その手間暇をかけるのでしたら、配当を増やして欲しいですね。
優待がどうしてもやりたいなら、みんなが喜ぶ、生活と心が潤う株主優待にして欲しいですね。

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