2024年12月2日から「対象者」に限り、マイナンバーカードが約1週間で発行されます!
通常なら1ヶ月かかるところで1週間での交付は本当に「特急」です。
しかしながら、この特急発行・交付制度は、全ての人が対象になるわけではないのです。
ただし「対象者」の中には、「海外から転入された方」も含まれます。
現在では海外にある在外公館でマイナンバーカードの新規発行・更新ができますが、発行に1ヶ月以上かかりますので、帰国間近でマイナンバカードの発行を検討されている方は、帰国後の「特急発行・交付制度」がおすすめです。
そこで、今回はマイナンバーカード特急発行・交付制度について、対象になる方や、特急発行・交付制度にならない場合、費用について、簡単にまとめてみました。
マイナンバーカード特急発行・交付制度の対象者とは?
対象者は以下の条件に該当する方です。
・特に速やかな交付が必要な方
・満1歳未満の乳児
・紛失・破損等による再交付を希望される方
・海外から転入された方
・マイナンバーカード券面の追記欄がいっぱいになり、追記ができないために、継続利用ができない方
・その他、ご本人の意思によらずカードが使えなくなった方
・対象となる事由が発生してから30日以内の方
マイナンバーカード特急発行・交付制度の対象にならないケースとは?
「住所地市区町村以外の市区町村」で申請を行った場合等は、基本時間がかかり1週間では発行されない場合があります。
マイナンバーカード特急発行・交付制度の申請方法は?
現在、国内居住者の方はマイナンバーカードを申請する際にWEBで申し込みができますが、特急発行・交付制度を利用したい場合、申請はお住まいの市区町村での窓口のみになります。申請時に、必ず特急発行を希望する旨をお伝えくださいね。なお、原則手続きはご本人のみとなります。
マイナンバーカード特急発行・交付制度の申請時に必要なものは?
申請用の写真(縦4.5cm×横3.5cm)1枚と本人確認書類の持参が必要です。市区町村により異なりますが、基本「顔写真付きの本人確認書類1点」または「顔写真なしの本人確認書類2点」が必要です。ご自身が手続きをする市区町村によって確認書類が異なる可能性がありますので、必ず市区町村のHPでご確認ください。
また申請時には窓口で「マイナンバーカード交付申請書」と「暗証番号設定依頼書」を記入して申請しますので、事前に暗証番号を考えておくと手続きがスムーズになります。
マイナンバーカード特急発行・交付制度の申請時に費用はかかるの?
マイナンバーカードの交付手数料は無料ですが、発行の理由が紛失の場合、再発行手数料に2,000円かかります。(電子証明書が不要の場合は1,800円です)
マイナンバーカードの受け取りは?
マイナンバーカードの交付申請から原則1週間で住民登録の住所にマイナンバーカードが届きます。簡易書留のため、対面での受取になります。
本人が窓口に取りに行く手間が省けて便利ですね。
まとめ
現行の発行までの1ヶ月は長すぎですので、マイナンバーカード特急発行・交付制度が対象の方は、必ず利用した方がおすすめです。ただ思うのはマイナンバーカードの申請時に必要な本人確認書類が、マイナンバカードや運転免許証、保険証だったりするので、マイナンバカードを紛失した方で、すでにマイナ保険証にしている方や、これから運転免許証をマイナ運転免許証にする方は、紛失したら何で本人確認をするのか疑問でした。
調べたところ、パスポート、納税証明書、学生証や社員証、銀行通帳などを、場合によって複数提示することで本人確認書類になるそうですが、パスポートをお持ちでない方もいらっしゃるし、銀行通帳も最近では電子化していて発行されていないです。市町村によって本人確認の方法や提示書類の内容も異なるので、必ず手続き前にご自身がお住まいの市町村にご確認ください。
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