2024年10月からお金に関わる制度やサービス料金などが上がります。
ただ「嬉しい」給付金の拡充もたくさんあるんですよ。
今回は2024年10月からの教育訓練給付金拡充について深掘りしていきましょう。
1.そもそも教育訓練給付金拡充とは
働く人がスキルアップやキャリアアップのために、さまざまな教育訓練を受ける際に、その費用の一部が国から支給される制度です。
2.どんな人が受けれるの
雇用保険の被保険者であることが条件です。 パートやアルバイトの方も対象となります。
また、一定の保険料納付期間が必要です。通常は3年以上ですが、初めて給付を受ける場合は1年以上など、ケースによって異なります。また、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講しなければ対象になりません。指定講座の数は約16,000講座と多岐に渡り、英会話などの語学はもちろんのこと、大学や大学院の課程も該当するものがあります。受講したい講座が対象かどうか、事前に必ず確認が必要です。その他にも、離職中の場合は離職後1年以内であれば、申請できる場合がありますし、前回の給付から一定期間が経過していることが条件になっています。
3.今回の拡充の対象となる時期はいつから?
受講を2024年10月1日以降に開始する方が教育訓練給付金の給付率の引き上げの対象になります。
4.給付率はどれぐらい上がるの?
特定一般教育訓練給付金の給付率が、40%から50%に引き上げられます。
専門実践教育訓練給付金の給付率は、70%から80%に引き上がります。
5.どんな講座があるの
指定講座の数は約16,000講座です。
大型自動車免許から、ITパスポート、webクリエイター能力訓練試験、簿記検定、各種外国語試験、医療、福祉関係、大学・専門学校の講座など、多岐にわたります。
まとめ
教育訓練給付金制度は、雇用保険をコツコツ継続して払ってきた方に必ず活用していただきたい制度です。新しいスキルを身につけてキャリアアップや、学びを通じてより豊かな人生をおくるための一助となります。今回の拡充に合わせて、ご自身の「学びたい・学んでみたかった」分野を検索してみましょう!なお、給付金の支給申請手続はお住まいを管轄するハローワークで受付しています。ハローワークでの情報収集もおすすめです。
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