マイナ保険証への切り替えの本格化により、2025年7月31日で、多くの人の従来の健康保険証が使えなくなります。
1.期限切れになる対象者は?
対象は、以下の方たちです。
・75歳以上の「後期高齢者医療制度」加入者
・自営業などの「国民健康保険(国保)」加入者
2.期限切れ保険証だと全額負担になるの?
ご安心ください。
経過措置が取られます。
2026年3月末までは“期限切れ保険証”でも診察OKです
3.今後マイナ保険証がない人はどうすればいいの?
今後、マイナ保険証がないまま健康保険を利用する場合、保険証として使える「資格確認書」が必要になります。
4.資格確認書はどうすれば受け取れるの?
・75歳以上の方 → マイナ保険証の有無にかかわらず自動で送付される
・国保加入者 → マイナ保険証がない方に保険証の期限前に送付予定(自治体によって対応が異なります)
・健保加入者→マイナ保険証がない方に保険証の期限前に送付される
・マイナ保険証はあるけど、ご自身での操作が難しい方 → 希望すれば申請で受け取り可能
東京都の渋谷区・世田谷区では、マイナ保険証の有無に関わらず全員に資格確認書を配布しています。一方、他の自治体では基本的に「希望者にのみ送付」です。
5.対応しないと今後どうなるの??
マイナ保険証も資格確認書も持っていないまま病院に行った場合、今後もちろん全額自己負担になります。通常3割負担で済むところが、10割自己負担になります。
その場合は、後日、自治体の窓口で申請すれば差額が還付される可能性が高いですが、レシートや明細書の保管が必要ですし、手続きに時間がかかります。 最初から資格確認書を持って行くか、マイナ保険証に切り替えた方が手間がかかりません。
6.マイナ保険証の利用率はまだ約3割
マイナ保険証は、薬の履歴や、医療費、健康情報が病院と共有できる便利な仕組みですが、利用している人は2025年6月時点でまだ約30%です。個人的には、マイナ保険証はすぐに顔認証で手続きができて、とても気に入っています。ただ、日本の高齢化社会の中で、従来のやり方を必要とする人や支持する人が数多くいる中で、健康保険証の制度を変える意義はどこまであるのかと疑問を持っています。本当の便利さっや福祉て何なんだろうと少し悲しくもなります。
まとめ
それでも変化に合わせて今やるべきことしっかり確認しましょう!
・自分の保険証の期限を確認
・ マイナ保険証がなければ「資格確認書」が届くかチェック
・ 不安がある場合は、自治体に早めに問い合わせを
・万が一、全額負担になったときは領収書を保管しておく
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