開発途上国のファンド(投資信託)を買うのはどうなのか?

「成長を続ける開発途上国のファンド(投資信託)を買うのはどうなのか?」と思われれている方へ。
個人的にはおすすめしません!
これからインドやベトナムなどの開発途上国の成長は間違いないです。成長を続ける開発途上国の株に投資した投資信託を買うと国の成長にリンクしてファンド(投資信託)も上がるのでは?
と当然思いますよね。ではなぜおすすめしないのか?ということが今回のテーマです
では「おすすめしない理由」3つと、結局何のファンド(投資信託)に投資すればいいのかを一緒に深掘りしていきましょう。

おすすめできない理由1「ランニングコストが安くはない」

開発途上国のファンド(投資信託)の信託報酬は安くはないことです。例えば「大和-iFreeNEXTインド株インデックス」ですと信託報酬は0.473%と高くはないです。
ベトナムのファンドですと「大和-iFreeNEXTベトナム株インデックス」は0.781%です。ファンドによっては信託報酬が1〜2%と高いので、購入される時にはしっかりと信託報酬をご確認ください。

おすすめできない理由2「結局先進国企業の業績が上がる」

開発途上国が発展する時には、先進国もその恩恵を受けます。インドが成長する時には自動車分野で大きいシェアを持つスズキの業績が あがるというように、むしろ先進国企業が利益を吸い上げて業績があがるということが実際におきています。

おすすめできない理由2「政治不安や為替リスク・不正会計がある」

世界全体の景気後退局面では真っ先に影響を受けるのは開発途上国です。
不正会計問題としては、インドで大きく報道された新興財閥のアダニ・グループでの不正疑惑問題は、株価下落に大きな影響を与えました。 開発途上国は法整備や市場が成熟しておらず、株仮装中やインサイダー取引、粉飾決算等の不正会計の問題は少なくありません。
国の政策1つが市場に大きく影響します。

まとめ・じゃあ結局何を買えばいいの

開発途上国への投資を検討している方は、eMaxis slime 全世界株式 (オールカントリー) の投資信託がおすすめです。信託報酬は0.05775%以内ですし、開発途上国の株も少しずつ入ってお り、その国が成長すれば時価総額に合わせて自動で割合も大きくなる仕組みとなっています。
コツコツと積立してeMaxis slime 全世界株式 (オールカントリー)への投資が資産形成の堅実な筋道です。

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