共済貯金とは公務員が利用できる貯蓄方法です。
メガバンクの普通預金の金利が約0.001%の超低金利時代の中で共済貯金の金利は0.3〜1.9%と優遇されています。
金利は所属する共済組合によって異なります。
各都道府県
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東京都近郊の都道府県の共済組合の金利を調べました。
東京都:1.26% 埼玉県:1.6% 神奈川県:1.52% 千葉県:1.9% 茨城県:1.68% 群馬県:1.32%
※金利のデータは今後変更の可能性があります。各自治体のHPをご確認ください。
千葉県は1.9%の全国NO.1の金利の高さです。
神奈川県と茨城県は貯金の上限額を公開しており、上限金額は3,000万円です。
神奈川県の共済貯金3,000万円で年利1.52%だとすると、税引き前で利息は45万6千円。
安全資産による効率のよい資産形成ですね。
株で年間コンスタントにプラス50万代の利益を出すのは、実際難しいですので、預けているだけでプラス45万6千円はかなりのメリットです。
各省庁
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各省庁では共済貯金がある省庁とない省庁があります。
例えば外務省には財形制度はありますが、共済貯金制度はありません。
情報を公開している省庁で共済貯金があるところは文部科学省の0.3%です。
文部科学省から他省庁に出向する期間は最長5年間中断となり、出向が終わって文部科学省に戻ると再度利用できます。
まとめ
私個人は公務員ではないので共済貯金の恩恵を受けられませんが、やはりこういう制度があるというのは最低限、知識として知っておきたいです。もちろん羨ましいって気持ちも正直ありますね。
就職活動中の学生の頃に戻れるなら、就職先の条件として「こういうメリットがある」という事を知っておきべきでしたね。
そういう意味で情報を公開している自治体や省庁はありがたいです。
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