【2022年】「おせち」にいくらかかったか?

年末にスーパーに行くと、冬のせいか、お正月仕様のせいか、普段お値打ちな食品がお高いですね。
普段は90〜200円ぐらいのかまぼこが900〜1,200円で販売されているのを見て驚きました。
おにしめに彩で入れる絹さやスナップエンドウも約300円とお高めです。
「これが需要と供給か」としみじと感じます。
おめでたいお正月ですし、かまぼこのないおせちは寂しい物です。
それはそれとして、私の倹約欲は年末年始も止まりません。
そんなケチな私はおせちの一部の品を手作りしています。
手作りに至るまでは、おせちを注文したり、パックになっているものを買ったりなど色々な道のりがあったのですが、「自分で作ったら楽しくて安かった」という理由から年末に安い材料で作っています。それでは2022年のおせちにいくらかかったか、ざっくりとした費用を公開します!
※水道代、電気代、ガス代は含まれていません。

1.おせちの相場

出典:photo AC

おせちの相場は人数や販売場所にもよりますが、だいたい5,000円から25,000円ほどです。
スーパーで出来合いのものを買い揃えても5,000円ぐらいします。
「築地でおせちを作ろう」
「高級料亭でおせちを作ろう」
などの体験型イベントもありますが7,800円から29,000円ほどです。
プロからおせち作りを学べるとあって、2020年以前は開催の告知があるとすぐ定員でいっぱいになっていました。

2.2022年私のおせちのメニュー

出典:photo AC

おせちを作るといっても、エビやイクラなどの海鮮を使っていません。
まずそこがリーズナブルになる大きな要因です。
ケチの言い訳っぽいですが、エビは私がアレルギーで調理中に殻をむくと手と腕が荒れてしまうんです。
イクラはおせちを一緒に食べる人が「年末年始にナマモノを食べてあたりたくない」という考えなので、メニューから消えました。そんなわけで私のおせちはヘルシーでリーズナブルです。ちなみに2022年のおせちは大人3人で食べました。

1.たたきごぼう
2.紅白なます干し柿入り
3.伊達巻
4.おにしめ
5.栗きんとん
5.かまぼこ(既製品)
6.サケの昆布巻き(既製品)

手作りなのは1〜5だけです。

おせち作りのために買い足したもの

おせちのために買い足した材料費は合計3,046円です。

1.ごぼう200 g・・・約100円
2.すりごま一袋・・・約90円
3.にんじん3本・・・約100円
4.大根1本・・・約100円
5.干し柿4個入り・・・約300円
6.たまご12個・・・約300円
7.はんぺん・・・約90円✖️2=180円
8.しいたけ一袋(12個入り)・・・約120円
9.里芋12個(冷凍・むいたもの)・・・約180円
10.たけのこの水煮一袋300g・・・約300円
11.レンコン100g・・・約120円
12.インゲン豆500g(冷凍)・・・約180円
13.こんにゃく1袋・・・約80円
14.さつまいも500g・・・約240円
15.かまぼこ・・128円✖️2=256円
16.サケの昆布巻き(既製品)・・・約400円

メニュー毎の値段

1.たたきごぼう・・・約111円

ごぼう150g・・・約70円
白胡麻少々・・・約20円
お酢30g・・・約9円
みりん30g・・・約9円
砂糖15g・・・約2円
塩少々・・・約1円

この量で2人前ぐらいです。おせちの中でも地味なお品ですが、お酢でさっぱりしているのと、ゴマが香ばしくて箸が進みます。
すぐ食べ終わってしまったので次回は2倍の量で作ります。
 

2.紅白なます干し柿入り・・・約312円

にんじん1.5本・・・約50円
大根1/4本・・・約25円
干し柿3個入り・・・約225円
お酢30g・・・約9円
砂糖15g・・・約2円
塩少々・・・約1円

この量で6人前ぐらいです。びっくりするほどたくさんできます。ただ酢の物なので、年末年始の贅沢な食事に慣れた胃に優しく、人気の品でした。

 

3.伊達巻(2本)・・・約304円

たまご4個・・・約100円
はんぺん・・・約90円✖️2=180円
みりん60g・・・約18円
砂糖30g・・・約4円
塩少々・・・約2円

この量で4人前ぐらいなのですが、伊達巻は毎年大人気ですぐ無くなります。作った本人の私は一切れしか食べれませんでした。
今回、間違ってみりんが多くなりました。次回は半分の量に減らします。
お節料理の中でも伊達巻だけはご自宅で作った方が安いですし、美味しさが全く違います。
しかしながら手作り伊達巻の更なる進化のために有名店の伊達巻も食べてみたいです。
 

4.おにしめ・・・約863円

しいたけ6個・・・約60円
里芋12個(冷凍・むいたもの)・・・約180円
たけのこの水煮一袋300g・・・約300円
レンコン100g・・・約120円
インゲン豆20g(冷凍)・・・約7円
こんにゃく1袋・・・約80円
醤油30g・・・もらいもの0円
みりん30g・・・約9円
砂糖30g・・・約4円
塩少々・・・約2円
鰹節4g・・・約100円
昆布1かけ・・・約1円

この量で6人前ぐらいです。結構な量ですが1月2日には無くなりました。
動物性の食材を入れていないので、だいぶスッキリな味付けになります。
お好みで鶏肉を入れてもいいですね。
 

5.栗きんとん・・・約253円

さつまいも(紅はるか)500g・・・約240円
くり・・・秋に拾って冷凍しておいたもの0円
みりん30g・・・約9円
砂糖30g・・・約4円

この量で4人前ぐらいですが、人気の品なので気がついたら無くなっていました。余ったらアレンジレシピでバタートーストにのっけて食べようと思っていたので残念でした。
来年の栗の入手方法にもよりますが、来年はさつまいも1kg分を作ってもいいのかなと思いました。
今年はなぜか旬が過ぎているはずの紅はるかが入手できたので、くちなしの花で栗きんとんを色付けしなくても綺麗な黄色になりました。

 

6.かまぼこ2本・・・256円

7.サケの昆布巻き(既製品)・・・約400円

まとめ

出典:photo AC

2022年のおせちの費用2,499円でした!
今年は栗や醤油の代金が0円だったのでお安くなりました。
また、ごぼう、だいこん、にんじん、かまぼこ、こんにゃくは12月23日に購入したので、年末よりは安く購入できました。
年末年始に使うもので、賞味期限が長い物はお値打ち価格の物を早い時期に買っておくのも方法の一つですね。

ほとんどの料理は切ってあえる、切って煮る、混ぜて焼くです。
今回はおにしめに冷凍の里芋を使ったので、皮むきもなく時短で作れました。
また絹さやの代わりにインゲン豆を使いました。

少し手がかかったのは伊達巻と栗きんとんです。
伊達巻の材料はミキサーで混ぜて、卵焼き用のフライパンで流し混んで焼くだけです。
伊達巻をまきすで巻くなどちょっとスキルが必要ですが、YouTubeに簡単に巻く動画がたくさん出ていますし、慣れたら簡単です。
栗きんとんは茹でてあえるだけだったのですが、冷凍しておいた栗の皮むきとさつまいもの裏ごしに手間がかかりました。
料理にかかった時間は合計で約3時間です。
おせちを手作りしたのはこれで3回目ですが、最初はお友達と一緒に作って6時間、次は1人で作って5時間、3回目の今年はなんとなく慣れて3時間でした。
費用は1回目は6000円、2回目は3200円で、3回目の今年は2,499円と節約することができました。
基本的に既製品も買いますし、予定を調整して手作りに無理に拘りません。ただ、手作りだと好きな品を好きな量で作れるのがいいですね。
おせちを一緒に食べる人から「昆布巻きや黒豆がないとお正月の感じがしない」リクエストがあったので、この2点の手作りも挑戦したいです。
来年は新しいメニューに挑戦&更なる時短と節約を目指して、また楽しみながら、がんばりたいです。

それでは皆様良いお年を!



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