政府は2025年度から大学など高等教育機関の授業料や入学金を所得制限を設けず無償化する方針を示しました。
ビッグニュースですが、純粋に「子ども3人」が条件なのでしょうか?
子ども3人以上で大学授業料・入学金無償化の条件について、しっかり一緒に確認しましょう。
1.所得制限はあるの?
所得制限はありません。
2.金額に上限はあるの?
上限はあります。
国公立大学
入学金:約28万円まで
授業料:約54万円まで
私立大学
入学金:約26万円まで
授業料:約70万円まで
なお、2021年の平均授業料は国公立で約53万円、私立で約93万円です。
私立に進学する場合は上限は平均値より下回ります。
3.条件は「子ども3人」だけなの?
条件はあくまでも「扶養の子どもが3人以上いること」となっています。
例えば子どもが3人いても、子どもの誰かが就職して扶養から抜けると条件から外れます。
つまり、兄弟姉妹に歳の差があり、第一子が就職して扶養から外れた場合、第二子と第三子は大学の入学金・授業料無償の対象となりません。
まとめ
・2025年度から子ども3人以上で大学授業料・入学金無償化予定
・所得制限はなし
・現時点で完全に無償ではなく国公立大学は入学金約28万円・授業料約54万円までで、私立大学の場合は入学金約26万円・授業料約70万円という上限があります。
・子どもが3人いれば無償化の対象になるわけではなく、あくまでも「扶養の子どもが3人以上いること」が条件です。
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