国民年金保険は前納でクレジットカード払いがお得？

国民年金保険は最大2年分前納が可能です。
前納すると国民年金保険料が割引になります。
しかもクレジットカード払いで納付できます。
国民年金保険の前納の割引額とレジットカード払いの申請方法やメリットついて調べてまとめてみました！

国民年金保険について

出典：photoAC

毎年度の保険料額は国によって定めれられた保険料額に物価や賃金の伸びに合わせて調整されますので毎年金額が違います。

保険料

2021年（令和3年度）

国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1カ月当たりの保険料　16,610円

2022年（令和4年度）

国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1カ月当たりの保険料　16,590円

2年間の割引なしの支払額は以下になります。
（令和3年度保険料16,610円×12カ月）+（令和4年度保険料16,590円×12カ月）=398,400円

前納について

口座振替と現金及びクレジットカード払いで前納できます。
口座振替の方が割引額が高いですが、クレジットカード支払いの人数は2018年は189万件、2020年は261万件と件数を伸ばしています。

口座振替による前納（括弧内は割引された金額）

参照元：日本年金機構

現金とクレジットカード払いによる前納（括弧内は割引された金額）

参照元：日本年金機構

クレジットカード払いのメリット

出典：photoAC

ポイントがつく

口座振替の方がクレジットカード払いでの前納より割引額は大きいです。
しかしクレジットカード払いはポイントがつきます。
2年分を口座振替前納すると15,850円でクレジットカード払いだと14,590円で差額は1,260円。
クレジットカードのポイント還元率が1％のクレジットカードで支払うと3,831ポイント還元。
ポイント還元率を考えるとクレジットカード支払いの方がお得です。

カード支払いの実績になる

クレジットカードのランクアップを目指している方は支払い実績になります。

申し込み方法

日本年金機構のWEBサイトで申し込みの手続きが行えます。
「国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書」をダウンロードし必要事項を記入の上、年金事務所の窓口に提出してください。また「電子申請」を行うことでも国民年金をクレジットカードで納付できるようになります。電子申請であればダウンロードや提出の手間が省けます。

注意点

・事前申請が必要で手続きに1カ月程度かかります。
・支払方法は1回払いのみとなります。分割払いやリボ払いは選択できませんので注意しましょう。
・クレジットカードの利用限度額を超えると支払えませんのでご注意ください。

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