最近個人的に気になるキーワードは「空飛ぶ基地局」です。
「空飛ぶ基地局」とは高度約2万mの成層圏に通信機器を搭載しソーラー発電で動く無人の航空機です。
地上に基地局がなくても1つの機体で直径100キロメートルの範囲をカバーできます。東京を中心に考えますと、ちょうど宇都宮までカバーできますね。
2026年にはNTTドコモが 「空飛ぶ基地局」の通信サービスを商用化します。
商用化はなんと世界初です。
山間部や災害の被災地などでの活用を想定しています。
本当に日本という国は災害国という大きな不利を物ともせず、いつだって立ち上がりスクラップ&ビルドを繰り返し、改革・刷新を続ける国ですね。
空飛ぶ基地局に投資したいときはどうするの?
NTT株を買う。
AIR(エアバス)株を買う。
ETFを買う。
の3択があります。
NTT株を買う
NTTドコモはNTTの完全子会社ですのでNTTの株を買うという選択肢があります。
2024年6月12日現在で下落を続けるNTT株。
2024年6月10日には149.5円まで下落し2024年1月23日の高値192.9円からは22%の下落しています。
今が底値かと言われると、まだ下がる気配はしますが、長期保有するなら投資するタイミングのようにも考えられます。
AIR(エアバス)株を買う
もう1つの選択肢としてはフランス株のAIRの購入です。
「空飛ぶ基地局」はエアバスの子会社などと共同で開発された「HAPS」と呼ばれる無人の航空機を使った通信サービスです。なのでAIR(エアバス)の株に注目するのも面白いのですが、フランス株なので購入できる証券会社が少なく、SBI証券や楽天証券で買えません。
ちょっとそれが個人的に「めんどくさいな」と思ってしまいます。
一部のネット証券や店舗取引・コールセンター取引をする野村証券、大和証券、みずほ証券などでも投資できますが、手数料が高いですし、弊ブログは「対面式の証券会社と保険会社、近寄るな危険」をモットーにしていますので、お勧めできません。
ETFを買う
楽天証券ですと「EXI iシェアーズ グローバル資本財 ETF」の組入銘柄にAIR(エアバス)があります。輸送系の投資に興味がある方には面白い金融商品かと思います。
新しい技術・たくさんの人を救う技術に拍手喝采
「空飛ぶ基地局」なんて心が躍る新技術ですね。とてもワクワクします。
世界中のたくさんの人々の生活を向上させる技術です。
NTT以外でもソフトバンクも「HAPS」の商用化を目指しているほか、KDDIと楽天モバイルはスマートフォンと衛星を直接結ぶ通信サービスの商用化をそれぞれ目指しています。近年、地上の基地局を介さない通信インフラが未来の常識になるのでしょうか。こうして少しずつ世界の常識や当たり前は変わっていくんですね。
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