ロボアドバイザーでの資産運用はありかなしか?

全ておまかせて簡単に資産運用できるロボアドバイザー。ロボアドバイザーとはどのようなものなのでしょうか?取扱商品や手数料などが気になります。ロボアドバイザーでの投資運用のメリットとデメリットを分析してロボアドバイザーでの資産運用はありかなしか考えてみました。

①ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーって何?

AIなどを用いた各社独自のプログラムを利用した資産運用サービスです。ロボアドバイザーでの資産運用=「全ておまかせ投資」です。自分ですることは登録をして入金するだけです。ロボアドバイザーが投資商品の選定、売買、乱高下によるリバランスを管理します。

どんな会社があるの?

⑴元財務省官僚の柴山和久氏がCEOを務める「WealthNavi」柴山和久氏は資産運用に関する書籍を出版されています。

⑵楽天証券の「楽ラップ」

⑶dポイントと連携している「THEO」



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多数の資産運用会社がロボアドバイザーを導入しています。代表格なのが「WealthNavi」「楽ラップ」「THEO」です。
各社とも簡単な無料診断があります。年齢、年収、毎月の投資金額などのデータを入力すると資産増加予測や適した投資運用の提案を確認することができます。

②メリットとデメリット

メリット 気軽に始めて全部おまかせ

気軽に始められて投資経験や知識を必要としない点がメリットです。

デメリット 運用手数料が高め!

各社の運用手数料が年約1%と割高なのがデメリットです。長期に運用していればこの約1%の手数料がボディブローのように効いてきます。信託報酬や監査報酬も間接的に発生しています。運用手数料は各社によって異なります。
各社コミコミで手数料が約1%で設定されています。「楽ラップ」は固定報酬型で最大年率0.715%とファンド費用最大年率0.27%で合わせて約1%未満です。または「楽ラップ」には成功報酬併用型という選択肢があります。固定報酬最大年率0.605%+成功報酬の5.5%+ファンド費用最大年率0.27%の合計約6%手数料が発生します。

税金はどうなるの?

「WealthNavi」はNISAに対応しています。
選択すれば年間120万の取引を5年間非課税で運用できます。
しかしNISAに対応していない証券会社のロボアドバイザー商品を選択すると利益確定時に約20%の税金が発生します。

結論

コストに見合う投資成績だと納得できれば良いとは思うのです手数料が割高に感じます。
一生懸命働いて貯めた資金を資産運用のために投入するのですから、全ておまかせにするのではなく手数料や税金の事や投資する商品をきちんと理解することが必要だと思います。

③ロボアドバイザーって何に投資してるの?

海外ETFや投資信託に投資しています。
ロボットがお弁当箱(口座)に自動的にいろいろなおかず(投資商品)を少しずつ
詰めてくれているイメージですね。

⑴WealthNavi

投資先は海外ETFです。
アマゾン、アップル、アルファベット、フェイスブックを組み入れている米国株の「VTI」やネスレやトヨタ自動車などが投資先に含まれる日欧株「VEA」などを扱っています。

⑵「楽ラップ」

投資信託に投資しています。
国内・海外株式、国内・海外債券などから構成しています。

⑶「THEO」

投資先は海外ETFです。米国ETF、中国ETF、米国不動産ETFや金ETFなど30種類以上の海外ETFからポートフォリオを構成しています。

④自分で海外ETFに投資したらどうなる?

コストがかなり安くなる

仮にSBI証券で海外ETFの「VTI」を自分で選択して投資すると信託報酬は年0.03 %です。
ものすごい安いですね。
海外ETFや投資信託を自分で組み立てて投資すれば、ロボアドバイザーを使用しなくてもほったらかしで運用されます。
商品や運用金額を決定するのに悩むかもしれませんがネット証券のHPには役に立つ情報が手数料無しでたくさん公開されています。投資経験がなく0からで不安だとしても知識を深め投資経験を積み重ねることは人生を豊かにします。自分の判断で投資していきましょう。

結論

アメリカのロボアドバイザーWealthfrontは年間手数料が全資産の0.25%です。しかも1万ドルまでの資産なら手数料は無料です。
利用者が多いので安い手数料での運用が可能となっています。日本のロボアドバイザーも資産運用の手段としてとても優れたプログラムです。手数料が安くなれば資産運用としてありだと思います。

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