「ジュニアNISA」
話題になってるけど実際は何だかわからない方。
安心してください!
「ジュニアNISA」の制度はとってもシンプルでお得!投資を初めて始める方にぴったりの制度です。
「ジュニアNISA」」とは何なのか?
メリットとデメリットは何か?
シンプルにまとめてみました。
①ジュニアNISAって何なの?
未成年のお子様の将来のための非課税の資産形成制度です。
対象商品にかかる配当金・分配金、売却益が全て非課税になります。
取引主体者:親権者(親、祖父母など二親等以内の方)
講座名義人:日本在住の0〜19才
※2023年1月1日より0〜17才
1年に投資できる額:新規投資額で毎年80万円
非課税期間:最長5年間
ロールオーバー:可能
口座開設期間:2023年12月31日まで
買付方法:スポット
商品:上場株式、ETF、投資信託等
お引き出し:現行のルールでは18才までは払出不可
※今の制度では災害時を除き途中で払出した場合利益に対して課税されます。
※2024年以降は制度が変更になるので払出制限がなくなります。
②ジュニアNISAのメリット
1.非課税
毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金が0です。
利益や分配金が非課税というのはかなり大きなメリットです。
通常投資信託で運用すると利益に20.315%の税金がかかります。
ジュニアNISAで運用した場合には運用益がすべて非課税。
税金として引かれるはずの資金が利益になります。
通常より優遇された条件で資産作りができます。
教育資金の運用の活用に適しています。
2.相続対策
年間110万円のの贈与税の基礎控除内になります。
非課税で資産を移動できますので相続対策にも!
3.手数料無料
商品の購入時と売却時に手数料がかかりません。
4.ロールオーバーができる
5年間の非課税期間が終了した際に翌年開始される新たな非課税枠に移管できます。
その際に保有する金融商品の時価が80万を越えていても可能です。
2023年12月末以降当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても一定の金額までは20歳になるまで引き続き非課税で保有できます。
5.少額から運用できる
最低100円から積立がスタートできます。
少額から投資できるので家計を圧迫せずに投資ができます。
子どもの金融リテラシー教育にも活用できます。
子どもお金にまつわる情報を共有しながらお年玉の何割かで運用するのも選択肢の一つだと思います。
子どもの好きなお菓子の会社やゲームの会社の株を買うのもいいですね。
③ジュニアNISAのデメリット
1.払出制限
2024年になるまで非課税での払出に制限があります。現行のルールで制限がある理由は運用の目的が教育資金でご両親などがお子様名義で運用しているからだそうです。あと3年で廃止されるルールですのであまり大きなデメリットではないですね。
2.元本割れのリスクがある
投資ですので株価が下がり元本割れするリスクがあります。家計内のリスク許容範囲の中で運用しましょう。
3.2023年12月末で終了してしまう
非常に優れた制度ですが利用者が少ないためジュニアNISAはに2023年12月末で終了します。代わりになる制度が新しい形でできればいいなと思います。
まとめ
- ジュニアNISAのメリットは非課税で年間80万円投資できること
- 100円から投資できるのでお子様の金融教育にぴったり
- ジュニアNISAのデメリットは払出制限があること
ジュニアNISAは子どもとお金以上の価値観を共有できるとても良い制度です。ぜひ有効利用して大切な資産を増やしてくださいね。
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