毎日の通勤や通学の中で地震や停電など、予想しないアクシデントが原因でおこる電車の遅延や運休。
長時間の遅延が予想される場合、振替輸送が行われますが、振替輸送の対象になる方と対象にならない方がいます。
振替輸送の対象の条件について一緒に確認していきましょう!
そもそも振替輸送とは?
アクシデントにより電車の運転に支障があった際に、利用していた乗車券の区間内を他の路線や他の鉄道会社の路線など、他の経路を利用できることです。
振替輸送の実施は駅構内や電車内のアナウンス等でお知らせされます。
振替輸送の対象
出典:photo AC
原則として運行不能となる前に購入していた乗車券で、運行不能区間を含む乗車券をお持ちの方。
対象券種
・普通乗車券 ・回数乗車券 ・定期乗車券 ・IC定期乗車券 ※定期の有効期間内であれば改札に入場前でも振替輸送の対象となります。
振替輸送の対象外
SuicaやPASMO等のIC乗車券は振替輸送の対象外です。
IC乗車券は改札の入場時点で目的地となる到着駅が決まっていため対象外となります。
回数券がお得?
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SuicaやPASMOなどのIC乗車券は割引のIC運賃やポイント付与などメリットがありますが、JR東日本や東京メトロの回数券ですと10回分の乗車料金で11回分の普通回数券乗車券が購入できます。
回数券の有効期間は発売日から3ヶ月です。
有効期限内でしたら手数料220円は発生しますが払い戻しができます。
毎日は通わないし、定期を買うまでもないけれども、定期的に特定の場所に通われる方は振替輸送の観点から見てもICカードより回数券の方が、いざという時に余計な運賃が発生しませんので安心ですね。
私は土日祝に東京メトロで決まった場所に行くことが多かったので、東京メトロの土・休日割引回数乗車券を使っていました。
普通乗車券10枚分の値段で14枚購入できますので非常にお得です。
鉄道会社によって扱っている回数券の種類は異なりますが、さまざまなライフスタイルに合わせてお得な回数券の販売がありますので、ご自身がご利用の鉄道会社の回数券をぜひ一度お調べください!
まとめ
振替輸送の対象者は「既に目的地が決まっている乗車券」をお持ちの方です。
IC定期乗車券は対象ですが、IC乗車券は入場時点で目的地が決まっていないため対象外です。
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