【2021年】NEXT テンバガー候補!?「リスクモンスター」

投資家にとって初心者も熟練者も関係なく目指しているのはテンバガー銘柄を見つける事と言っても過言ではないと思います。
与信管理サービスに強みを持つ「リスクモンスター (3768)」を深掘りします。

1.テンバガーとは?

テンバガーとは購入時より株価が10倍になった銘柄です。
野球用語でバガーは塁打を意味します。
1試合で10塁打を記録する勢いで株価が上がり10倍になる銘柄をテンバガーと呼びます。

2.注目の銘柄リスクモンスター (3768)


リスクモンスター (3768)について

設立:2000年9月
上場:2005年3月
2021年9月22日株価終値:965円

企業HPはこちら

3.リスクモンスターのテンバガーへのポテンシャル

専門性が高い

ネットで取引先の与信管理や審査のサービスが主軸となっており、専門性がある業務内容です。
リスクモンスターはいわゆる世間一般的な与信審査の他に、コロナ禍での「倒産確率格付け」や「反社チェック」需要が増加しています。

与信審査とは?

「与信審査」とは、取引先の返済能力などの信用度の審査です。
「この会社と取引してちゃんとお金もらえるかな?」と取引先の支払い能力や信頼性を調査することです。
取引先の財務状況によって売掛金などの債権が回収できずに損失を被る可能性があります。
取引を開始する前に取引先にどれだけの債権を認めるか、取引を開始して安全か判断するために行います。

代表取締役社長藤本 太一氏は商社「双日」出身

リスクモンスターの代表取締役社長藤本 太一氏は双日で与信管理と債権回収業務を行っていた与信管理のプロです。
“統計学にもとづいて会社を分析し、格付すれば、もっと効率的かつ柔軟な与信管理が実現できるはず”と考え、2000年に双日の上司と先輩と3名でリスクモンスター株式会社を設立しました。

業績が良い

リスクモンスターはいわゆるSaaS銘柄です。

SaaSとは?

「Software as a Service」の略です。
顧客が必要なソフトウェア をネットワーク上のクラウド環境下で提供するサービスです。
いわゆるサブスクを課すビジネスモデルが多く、安定収益源となる経常収益を生み出す成長企業が目立ちます。

与信管理サービスは2021年3月時点です法人会員数は6,798社です。
今後、会員数の増加=売上高の増加を示しますので、テンバガー候補として注目していきたいです。

業績(百万円)

売上高 営業利益 経常利益
連19. 3 2,962 459 467
連20. 3 3,150 507 547
連21. 3 3,551 654 672

時価総額に注目

時価総額が67.5億円。
今後成長する銘柄として伸びしろをかなり感じさせる規模です。
ROEは8.7%、ROAは6.4%とかなり良い数字。
キャッシュフロー健全性も高くかなり期待できます。

キャッシュフロー(百万円)

営業CF 1,053
投資CF -441
財務CF -136
現金等 2,443

東京商工リサーチとの業務提携を2022年3月31日に解消

2021年11月19日の取引終了後、全体の8.2%の32万株を保有する筆頭株主である東京商工リサーチとの業務提携を22年3月31日に解消するというニュースが発表されました。
東京商工リサーチから業務提携解消の申し出は東京商工リサーチからでした。
以下の検討の結果申し出を受け入れました。

・2020年12月より独自データベースを活用したサービス提供を開始し、企業の信用力を表す独自指標「RM格付」の精度も向上
・独自データベースを活用した長期ビジョン「RismonG-30」(2021~2025年度)の成長戦略を推進していくことが望ましい
・業務提携解消によるリスクモンスターに与える影響が軽微である

独自で自力でやっていくから大丈夫という判断なのでしょう。
発表後の2021年11月22日の前週末比17.5%安の678円まで売られ、年初来安値を更新しました。
東京商工リサーチが所有する32万株について、今後の保有方針については現時点において把握していないとしています。
東京商工リサーチの保有方針と今後の決算発表を注視していかなければいけません。


まとめ

与信管理や審査は以前から各企業の新規取引の際に当たり前に行われていました。
しかし、リスクモンスターは独自のデータ分析とロジックで更に優れたサービスを企業に低価格で提供しています。
また「倒産確率格付け」の需要が伸びており「不景気をビジネスチャンスする銘柄」であるということで、今回2021年のテンバガー候補として紹介致しました。

 

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