最近、周りの方で、海外駐在中に日本へ一時帰国をして、治療や手術をして、また海外の赴任地に戻られる方が多いです。
また、海外で怪我をして帰国して「日本に帰国してからの治療費も保険でカバーされるの?」と不安に思う友人もいました。
そこで今回は、海外旅行保険の延長特約について深掘りしていきたいと思います。
海外滞在中にケガや病気をした場合、 日本に帰国してからの治療費も海外旅行保険でカバーされるの?
結論から言うと条件付きでカバーされます。
基本ルール
海外旅行保険の原則はその名称通り旅行中の保険です。
海外旅行保険の「治療費用」は、原則、旅行中に発症・受傷した病気やケガ、旅行中に受けた治療が対象です。
つまり多くのケースでは、 帰国した時点で補償は終了するのが原則です。
ただし、海外旅行保険では「海外旅行保険の治療費の延長特約」をつけることができます。
それでは、特約なし・ありの具体例をみていきましょう。
具体例1特約なし
例えば、 海外で風邪をひき、日本に帰国後に通院した場合、日本での治療費は自己負担になることが多いです。
具体例2特約あり
「治療費用の延長特約(例:365日)」があると、以下の条件を満たしていれば、帰国後も継続して治療費が補償されます。
条件
1:原因が「海外で発症・受傷」であること
2:医師の診断で治療継続が必要なこと
例1:大気汚染が顕著な不健康地で呼吸器系のトラブルがあり、海外で気管支炎になったとします。 帰国後も咳が続き、 日本で通院・薬を処方した場合、 延長特約があれば、自己負担分が補償対象になる可能性があります。
例2:海外で足を骨折し帰国後にリハビリが必要だったり、日本で再手術を受ける場合、 こちらも対象になる可能性があります。
ただ、あくまでも海外で発症が絶対条件になり、日本に帰ってから発症したものは対象外です。持病、既往症は保証されません。また金額も無制限ではなく、例えば300万円など上限もあります。また、保険会社や契約内容で、条件や、日数など、内容に差がありますので、ぜひこの機会に保険に加入している方は条件を確認しましょう。
私や友人の経験談
私の経験談(失敗談)
私の失敗談は「365日ルール」を知らなくて自己負担になったことです。
海外滞在先の病院で「子宮腺筋症(生理の時、お腹がめちゃくちゃ痛くて大出血する病気)」と診断され、「子宮を取るか」「薬を入れるか」「注射するか」「飲むか」を海外の病院で判断を迫られ、結局日本の病院で診察して薬を定期的に飲むことにしたのですが、最終的に判断が下せたのが、最初に診断されてから1年以上たっていて、保険適応外ですと言われました。その時初めて海外旅行保険の治療費の延長特約の365日ルールを知ったという、体たらくでした。本当に知らないという事はダメだなあ、学んだり、調べたり、考えたりしないとダメだなと思うことになったきっかけの一つになりました。
幸い、療養費制度が適用され3割負担でしたが、いろんな意味で人生経験になりました。
体も今は薬でコントロールできてめっちゃ元気です。
私は10代後半から、気がついたら40代中盤まで、日本と海外を行ったり来たりする生活になりましたが、若い頃は保険はあくまでも保険で、支払ってるいる金額ぐらいしか把握してませんでした。無保険で旅行に行ったこともあります。怖いもの知らずが一番怖いですね。今は、年を取ったからこそ発生した病気に対応しています、家族の健康は自分の健康以上に大切で、保険の意味や重要度が全く変わってきました。自分や家族を守るためにどんな保証内容になっているか、しっかり理解しようと思っています。
友人の話(結果良かったけど結構ギリギリだったという話)
骨折した友人。足にボルトを入れましたが、365日ルールのため予定より早くボルトを取り出すことになりました。
また、他の友人は骨折後のリハビリ期間が365日を超えるため、途中で終わりました。
365日だと長いようで足りないということです。
2人とも海外の病院で治療を受けて「ちゃんと歩けるようになるのかな」と、とても不安になり、治療のために、日本に帰りましたが、ボルト取り出しのスケジュールの前倒しや、自己負担だと大変高額なため、リハビリを途中での取りやめるなど、心理的に肉体的にもかなりハードな選択でした。
幸い、2人とも今はとっても元気です。
海外旅行保険の治療費の延長特約をつけることは必要
個人的につけていなければ詰むと思っています。
そして、特約をつけたとしても、金額や期間に上限があるので気をつけないといけないです。
海外に長期滞在する方、滞在先の医療レベルが信頼できない方、体調を崩しやすい方、小さな子どもがいる方は特約をつけることは必須かなと考えています。
ただ、保険はあくまでも保険で、このブログを読んでくださった方が「保険なんて必要なかった!」海外でも日本でも怪我も病気もせずにいてくださるように心から祈っています。
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