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【海外赴任】どうする携帯電話?

海外赴任が決まったら、日本の携帯電話をどうしますか?
今までは楽天モバイルを保有していれば、「180日間の未使用で利用を停止という」括りはありましたが、Rakuten UN-LIMIT VIIで「1ギガまでは0円」で日本の携帯電話の番号の保持ができていました。
しかし残念ながら2022年7月から月額1ギガまでは0円サービスはなくなり「月額1,078円〜月額3278円」になります。
楽天モバイルは契約と解約と料金プランの単純明快さでやはりユーザーとして契約の手続きはとても楽でした。
海外でも2ギガまではプラン内の料金で使えたので、やはり料金体制がはっきしていてよかったので、ちょっと今回の件は残念ですが、仕方ないのかなと思います。
「さて、どうする日本の携帯電話」
という事で携帯電話の取り扱いについてまとめてみました。

1.選択肢

  出典:photo AC

海外に赴任するときの日本の携帯番号の取り扱いについては4つの選択肢があります。
①そのまま(契約プランによっては高額)
②格安スマホに乗り換えて番号そのまま(手続き費用と月額利用料が発生)
③休止(有限・保管料が毎月発生。格安スマホの月額料金より高くなる場合も)
④解約(電話番号が消滅)

①〜③までは「番号の保持」、④に関しては「番号を保持しない」ということで、それぞれメリットもデメリットもあります。
しかしながら、渡航先によってはインターネットの閲覧に制限があるなど、日本の携帯電話と回線を保持するメリットが大きい場合もあります。
海外赴任先、赴任期間、一時帰国の頻度を考えて検討しましょう。
また、現地のSIMを日本で使っているスマホに入れ替える予定の方はSIMロックの有無を確認しましょう。SIMロックがかかっている場合はSIMフリーにしてから出国しましょう。

番号保持のメリット

・一時帰国や本帰国の際にすぐに日本の回線の携帯が使える。

・各種変更手続きが不要。

昨今、金融機関での電話番号や住所変更は本人確認がとても厳しくなっています。
そのため、電話番号が変わると諸手続きが煩雑です。また証券や銀行、クレジット関係のアプリやログインに電話番号へワンタイムパスワードを送る設定をしている方にとって、うっかり番号を解約してしまうと、ワンタイムパスワードの受信ができなくなり手続きが煩雑になります。

番号保持のデメリット

・保持でも休止でも利用料がかかる。

番号を保持しない時のメリット

・月々の基本使用料などの維持のためのお金がかからない。

番号を保持しない時のデメリット

・電話番号を登録している各種アカウントの変更が面倒。
・仕事関係、知人、親戚への連絡が必要となる。(ただLINEなどSNSでのやりとりが主ならば電話番号がなくてお大きな影響は無いですね。本当に最近電話をかけなくなりましたよね。)

2.保持の場合は格安SIMの乗り換えが便利

日本の携帯番号を保持したい場合は、大手キャリアから格安スマホに乗り換えがおすすめです。

格安スマホの月額利用料例(2022年5月時点)

・POVO2.0:基本料0円(180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除)
・日本通信SIM:290円
・ロケットモバイル:328円
・HISモバイル:440円
・OCN モバイル ONE:770円
・楽天モバイル:1,078円
・QTモバイル:1,100円

3.休止の場合の費用はどれぐらいかかる?

出典:photo AC

休止の場合でも月々の費用が発生します。どのぐらい費用がかかるのでしょうか?
メガキャリアの休止プランを比較しましょう。

休止の費用2022年5月時点

docomo
電話番号保管:申込み時に1,100円
電話番号保管月額:440円
メールアドレス保管月額:110円
有効期限:申込み翌月1日から3年間

SoftBank
電話番号保管月額:429円
有効期限:最大5年間

KDDI
電話番号保管:申込み時に2,200円
保管月額:409円
有効期限:最大5年間

まとめ

・海外赴任の時は赴任先や期間、一時帰国の頻度によって、日本の携帯番号の保持や休止を検討しよう。
・スマホの場合携帯をSIMフリーにすると現地のSIMを入れれば、そのまま使えて便利
・日本携帯を保持していると日本での一時帰国の時に日本国内での携帯電話の利用が便利
・保持の場合は格安スマホへの乗り換えがおすすめ
・休止にしても、保管料が毎月発生する

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