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【海外駐在・海外留学】海外事務手数料改定!海外で日本のクレジットカードで決済する時は気をつけて!

海外駐在や留学の際に、お住まいのレジデンスや短期滞在のホテルの家賃や宿泊費を日本で発行したクレジットカードでお支払いされる方も多いと思います。
「マイルが貯まるからいい」
「クレジットカードの利用実績を作りたいからいい」と安易に決済していませんか?
ドキッとされたかご利用のクレジットカードの海外事務手数料をご確認ください。
手数料3%をこえていませんか?
仮に家賃が日本円で30万円だとして、日本のクレジットカードの手数料が約3%だとすると1年間で108,000円払うことになります。
駐在や留学期間が3年として、324,000円です。
これが2〜5年続くと、ちょっと大きな額ではないでしょうか?仮にマイルやポイントが貯まったとして、割に合うのでしょうか?気が付かないうちに、ポイント還元やマイル還元以上の手数料を支払っていたと後悔しないように、ご利用されているのクレジットカードの手数料をきちんと確認しましょう。

海外で日本のクレジットカードを決算すると発生する費例

基本的にVisaとMastercardのクレジットカードの海外事務手数料は税込3.63%と覚えていてください。

例1:JALカード(一部抜粋)

2025年1月20日から「JAL・Mastercard」「JAL・Visaカード」「JALカード TOKYU POINT ClubQ」の海外事務手数料は税込3.63%です。

例2:楽天カード

2025年3月から楽天カードの「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」の海外事務手数料は3.63%です。

例3:三井住友カード

三井住友カードの「Visa」「Mastercard」の海外事務手数料は3.63%です。

例4:JCBオリジナルカード

海外でのご利用時には、基準レートに1.6%を加えた換算レートで日本円に換算されます。

クレジットカードの請求時に「海外事務手数料」とは明細に書かれない

海外事務手数料は、海外でのお買い物の金額にレートが換算される際に、加算されるものです。
金額がまとまっているので、気が付かないうちに請求されています。
それは海外の両替窓口で両替する時にも上乗せされているのと形は同じで、ビジネスだから仕方のないことでもあります。
ただ3.63%は大きいです。
海外生活の中で、仮に後で会社や保険会社などで精算されるとしても、家賃、学費、医療費、高額なブランド品などを日本で発行したクレジットカードで決済すると、思わぬ形で手数料を払っていることになります。
「ポイントが貯まる」
「マイルが貯まる」
という目先の利益に惑わされず、ご自身がお持ちのカードの海外事務手数料が何%なのか、
今一度確認しましょう。

じゃあどうすればいいの?

駐在先で現地通貨で支払われたお給料や、現地で発行したクレジットカードやデビットカードで支払うのが一番いいです。
「でも緊急の場合はそんなこと言ってられない」
「着任してすぐは多額の現地通貨を保有していない」
「家賃や保証金を前払いしないといけない」
「車をすぐに買わないといけない」
など、皆様いろいろご事情はありますよね。
状況によっては利便性をとって日本で発行されたクレジットカードを使う方がいい場合もあります。
大事な事は「当然、手数料が発生していること」を知ることです。
それを知った上で、海外生活の中で日々賢く支払い方法を選択していきましょう。

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