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たばこ増税やガス・電気、コーヒーの値上げなど「2021年10月から変わる!」まとめ

2021年10月は値上げの秋です。
たばこが増税になり小麦、マーガリン、コーヒーなどが値上がり。
また、電気やガスも料金もUP。
その他にもPayPayの手数料有料化や郵便の土曜配達の廃止など、生活に関わる変化がいっぱいです。
今回はそんな10月の値上げや変化の情報をまとめてみました!

①たばこ税の引き上げ

出典:unsplash

10月からたばこ税が引き上がります。
たばこ税は年間2兆円を上回る財源です。
たばこの価格には国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類の税金が課税されています。
一般的な紙巻たばこは税負担率は6割にも達しています。
最も税負担率の重い商品の1つですね。
10月からはたばこ税等の税率(国税・地方税合計)が15,244円/千本となります。
銘柄にもよりますがJTの紙巻きたばこは1箱10~40円の値上げとなります。
IQOS(アイコス)など加熱式たばこは小売売価が30円値上がりです。
人気銘柄のセブンスターピース(20本入)は560円から600円になります。
たばこ税は2018年から3段階で見直され、2019年のセブンスターの値段は510円でした。なんと2年間で90円も値段が上がっています。

②小麦粉の値上がり


輸入小麦の売り渡し価格が19%UPします。
小麦価格は7月にも値上がりしたばかりです。
小麦の値上がりにより山崎製パンは10月1日より人気商品の「まるごとバナナ」や「北海道チーズ蒸しケーキ」などの一部の和洋菓子製品価格を平均7%引き上げると発表しました。

③雪印メグミルクのマーガリン


原料高騰の関係でマーガリンの価格が最大で12%UPします。
雪印メグミルクのネオソフトは290円から320円になります。

④レギュラーコーヒー

出典:unsplash

UCCは9月1日から、AGFとキーコーヒーは10月1日より、レギュラーコーヒーなど約20%値上げを実施しました。
2021~22年度は世界最大の生産国ブラジルが裏作にあたるとともに、昨年11月から続く降雨不足の影響が重なり大幅な減産が予測されています。
コーヒー生豆国際相場が2021年2月から上昇し、5月28日には4年半ぶりに1ポンドあたり160セントを超えるまでに急騰しました。
今後も高値圏で推移すると推察されます。

⑤電気とガス

あまり大きな話題にならないのですが、電気とガスは毎月か価格改定が行われています。
火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)や石炭の輸入価格の上昇による影響で10月分の電気とガスの価格が値上げされました。
東京電力は、標準的な家庭の電気料金で、9月に比べて140円の値上げになります。
東京ガスも9月比104円の値上げです。

⑥PayPayの手数料が有料に変わる!

加盟店向けのコード決済手数料は今まで無料でしたが、10月1日から有料になります。
対象は年間売上高が10億円以下の中小店となります。
料率は加盟店向け顧客情報管理(CRM)システムの利用契約を結ぶと決済額の1.6%、それ以外は1.98%となります。。
PayPayの手数料有料化に合わせて、楽天ペイでは年間売上高が10億円以下の新規加盟店を対象に10月1日から1年間、コード決済手数料の全額を上限なしキャッシュバックなどのキャンペーンが始まりました。
au PAYでは加盟店向け決済手数料を無料にするキャンペーン期限をを2021年9月30日から2022年9月末まで延長を決定。
行きつけの定食屋さんのテイクアウトでPayPayで払っていたのが、楽天ペイに変わったなんてことが起きそうですね。

⑦郵便の土曜日配達休止

日本郵便は10月2日から「普通郵便」「ゆうメール」の土曜日の配達を休止します。
これにより、深夜勤務の従業員数や配達にかかる燃料費を削減で、約500億円の節減効果があると言われています。
「ゆうパック」や「レターパック」「速達」などは引き続き土曜日や休日も配送します。
ひとつ嬉しいニュースとしては、10月1日から速達の料金が290円260円になります。
値上げばかりの10月の中で嬉しい値下げ決定ですね。

まとめ

値上がりの原因や背景を見ていくと、企業の経営状況や世界の作物の収穫高なども関係していて、なかなか興味深いですね。
しかしながら、小麦やマーガリン、そしてコーヒーなど輸入品の原材料の高騰による値上げは日本経済的に良くないですね。
生活に関わる品物がじわじわと値上がりする中で、個人としてどう心地よく生活してくか、今までの生活や消費行動の見直しをして防衛しましょう。


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