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【2021年】NEXT テンバガー銘柄候補!?QDレーザ

投資家にとって初心者も熟練者も関係なく目指しているのはテンバガー銘柄を見つける事と言っても過言ではないと思います。
半導体レーザー技術を活用したデバイスを開発し販売している「QDレーザ (6613)」を深掘りします。

1.テンバガーとは?

テンバガーとは購入時より株価が10倍になった銘柄です。
野球用語でバガーは塁打を意味します。
1試合で10塁打を記録する勢いで株価が上がり10倍になる銘柄をテンバガーと呼びます。

2.注目の銘柄QDレーザ (6613)

QDレーザ (6613)について

2006年に株式会社富士通研究所のスピンオフベンチャーとしてスタートしたQDレーザ 。
2021年2月に上場したばかりの企業です。
一言でいうとハイレベルな半導体レーザ技術を持つ会社です。
通信・産業・医療・民生などの幅広い分野で新しい半導体レーザ 技術を活用し、専門性の高いデバイスを開発・販売しています。
視力障がいのあるロービジョン者向けのアイウェア「RETISSA® 」シリーズの開発が注目され既に多くのメディアで取り上げられていますが、アイウェアの開発がメインの会社ではありません。
半導体向けが90%、医療向けが5%と、半導体向けが大半を占めています。
半導体需要は今後も拡大していますし、医療分野では世界初であるレーザ網膜投影技術の製品化に成功するなど、今後も成長が見込まれ、「日本経済を代表する企業に成長してほしい」とかなり期待されている企業です。

設立:2006年4月
上場:2021年2月
社長:菅原 充氏

企業HPはこちら

3.内閣府首相官邸公式SNSアカウントでも紹介される

網膜に直接映像を投影するアイウェア「RETISSA® ディスプレイⅡ」が海外向けに発信している内閣府首相官邸公式twitterでも紹介されました。
紹介された「RETISSA® ディスプレイⅡ」は2018年に既に高い評価を受け,流通が開始していた第1製品の「RETISSA® ディスプレイ」より、さらに小型化、軽量化し、解像感も優れています。
このモデルは現在、全国40カ所のメガネ店などで体験し、購入することができます。
「RETISSA® ディスプレイⅡ」はAmazonや家電量販店の通販サイトでも購入でき、個人向けのレンタルサービスもあります。
商品の価格は高額ですが、社長の菅原 充氏は今後、商品の価格を下げて行きたいという方針を示しています。

「RETISSA® ディスプレイ」値段:¥217,800
「RETISSA® ディスプレイⅡ」値段:オープン価格

4.業績は赤字が残る

2020年度の売上高と2021年度の売上高を比較すると約18%もUPしています。
赤字は大幅に改善はしていますが、開発費の負担により赤字が残ります。

業績(百万円)

売上高 営業利益 経常利益
連19. 3 960 -976 -996
連20. 3 756 -1,207 -1,225
連21. 3 895 -654 -707

時価総額に注目

時価総額が372億円。
テンバガー候補銘柄してちょうど良い規模です。

キャッシュフローに注目

開発負担が大きい会社なのでキャッシュフローのこの状況も納得できます。
キャッシュフロー表を見ると現金をちゃんと持っている会社です。
2020年(1,464百万円)より現金は120%も増えています。
お金の回り方は順調なのかなと印象を受けます。
四季報の予想だと2023年に黒字化となっていますが、今後も数字の流れに注視していきたいと思います。

2021年通期キャッシュフロー(百万円)

営業CF -822
投資CF -44
財務CF 2643
現金等 3224

 

株価の推移

2021年2月5日上場時の株価が770円。
その後2月17日に2,070円と上場内高値と、約3倍近く株価が上昇しました。
2021年9月末現在は1,000円を割っていて割安ですね。

5.素晴らしい賞を受賞

2021年はQDレーザは躍進の一年となりました。

2021年4月 第13回レーザ学会優秀賞を受賞
網膜投影レーザアイウェアの世界初の製品化が評価されました。

2021年11月第61回ACCアワードで総務大臣賞/ACCグランプリ受賞・クリエイティブイノベーション部門シルバー受賞
QDレーザRETISSA SUPER CAPTURE・「With My Eyes」が日本最高峰の広告賞ACCアワードでグランプリを受賞しました。

まとめ

QDレーザはハイレベルな最新技術がつまった小さな半導体デバイスで世の中の人々や暮らしや世界の物作りの効率を格段に向上させる会社です。
独自性と専門性がある故にQDレーザがどんな会社か簡単に説明するのはとても難しいですが、QDレーザはYouTubeなどを活用して、どのような取り組みをしているか発信している会社です。
社長の菅原充氏も各メディアで会社について分かりやすくお話ししています。
余談ですが、社長の菅原氏の声がとても良いです。
深く響く知的なトーンでとても素敵なんです。
社長さんというより、博士や教授というイメージがピッタリな方なのですが、実際に富士通研究所の物理の基礎分野の研究者をされていた方なんですよね。
本当に声が素敵なのでインタビュー映像ぜひご覧ください!

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