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【海外赴任】2025年から海外赴任でもSBI証券でNISA口座を継続できるの?海外駐在中に再度NISA口座を取得して投資できる?

2025年8月15日の日経新聞で「NISA、海外赴任者もOK 主要証券・銀行の8割対応へ」という記事がリリースされていました。
現状は各金融会社で対応は違いますが、2〜3年海外に赴任しただけで、SBI証券では、NISA口座を一般口座へ移管・閉鎖・解約しないと行けなかったので、非課税で売買できるうちにNISA口座保有商品を売却するか、一般口座に移管するしか選択肢がなく、日本に帰国するのは確実なのに非課税で資産運用する機会を消失していたので、今後NISA口座を継続できるのは、すごく大きな事ですね。

現状

現状はNISA口座の継続が維持できるかできないかは金融機関によって異なります。

書類提出・条件達成によりNISA口座の維持ができる

野村證券
大和証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
松井証券
三菱UFJ銀行

国内株式のみ維持が可能

楽天証券

売却・閉鎖・一般口座へ移管

SBI証券
みずほ銀行
三井住友銀行
auカブコム証券
マネックス証券

2025年からどうなる?

SBI証券に日経新聞の記事について質問したところ以下の返答をいただきました。

質問内容

・記事にあるように2025年からSBI証券でNISA口座の維持ができるのか?
・既にSBI証券で一般口座に移管して出国した方は海外駐在中に再度NISA口座を取得して、投資できるか?

返答

お客さまからご指摘いただいた記事は、当社でも拝見いたしております。

当社においても対応できるように、検討課題としております。
そのため、現時点で、すでにNISA口座を閉鎖されたケースも含めて、当社での対応方法などについて詳細は未定としております。

当社での対応方法が決まりましたら、あらためてサイト上を通じてご案内させていただく予定としております。
せっかくお問い合わせをいただきながら、現時点で明確なご案内ができず、誠に申し訳ございません。

口座の維持ができても、買付や積立ができるかどうかはわからない

例えば、大和証券などもNISA口座の維持に関しては一定の条件を満たした場合に限り、維持できるだけで買付や積立はできません。野村證券も口座の維持は出国から5年後の年末まで期間限定であり、買付・積立はできません。
SBI証券がルールを改定してももあくまでもNISA口座の期間限定の維持のみで、買付や積立はできない可能性はかなり高いです。

既にSBI証券で一般口座に移管して出国した方は海外駐在中に再度NISA口座を取得して、投資できるか?

煩雑な書類を記入し、代理人を選出し、SBI証券でNISA口座を一般口座に移管して出国した方は、今回のニュースを知って、驚きつつも、「なんで今のタイミングだよ」肩をガックリ落としているのではないのでしょうか?
買付・積立はできなくとも、NISA口座に戻せたら本当に人生が変わります。
非課税での投資は本当に大きいです。
「NISA口座に戻せるか?」については今後もSBI証券に質問・要望をコツコツ重ねていきたいです。

大使館や領事館、代表部など大使館勤務の方本人は居住者扱いになる

現在、SBI証券は、海外駐在の方の中でも、大使館や領事館、代表部など在外公館で働く方ご本人は日本の居住者扱いになりNISA口座の運用が継続できます。帯同の家族の方は対象外です。海外駐在でも引き続き投資が継続できて羨ましいですね。

まとめ

今後は「NISA口座は海外赴任中も維持できる」が各金融機関で主流となる可能性が出てきました。
買付や積立ができないのは残念ですが、維持できるのは大きな改革ですよね。
欲を言うなら、海外在住者でもマイナンバーカードが更新・発行できるようになったし、大使館勤務の方勤務以外の方も、NISA口座の維持・買付・積立ができるようになったらいいなと思います。

このサイトは豊かな資産形成の参考となる情報の提供を目的としています。
勧誘や特定銘柄への投資を推奨していません。
投資に関する決定やリスク管理はご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。

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