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【ピリリと辛いマネーコラム】 第1回 銀行、証券会社、保険会社の窓口に近づくな!

いきなりですが質問です。
「社会人になったし保険考えようかな・・」
「子どもも生まれたし万が一に備えて生命保険に入らないと・・」
民間保険への加入を検討する場合、あなたはどの様な行動に移すでしょうか?
保険会社の窓口に相談に行くと答えた方。
最近増えてきた「保〇市場」や「〇けんの窓口」など保険の無料相談サービスで話を聞きに行くと答えたは少し自分の行動を見直すべきだと思います。
今回はその様な話をしてみたいと思います。

投資信託などの投資商品の相談に銀行や証券会社の窓口に行くな

出典:photoAC

保険の相談に保険会社の窓口に行くな。
悲しい事ですがこれが自分の大切なお金を守るためには重要な事であると思います。
アメリカの著名投資家 ウォーレン・バフェットの名言を借りれば「床屋に行って今日は散髪したほうがいいかなと聞くようなものだ」という事です。
床屋さんは自分の売り上げに繫がるため「散髪したほうがいい」と答えるに決まっています。
つまり、銀行や証券会社や保険会社の窓口に行ったら私たちに優良な情報や金融商品を提供してくれるのでしょうか?
中にはそういった営業の方も居るかもしれませんが、おそらく営業成績は良くないでしょう。
会社も慈善活動ではなく営利目的で営業を行っており、はっきり言って私たちの事より会社の利益が最優先です。
どうしたって窓口で提案されるのは会社に利益が入りやすい投資商品や保険にならざるを得ません。

行ってはいけない理由

出典:photo AC

例えば、ネット証券では販売手数料無料、運用管理手数料(信託報酬)0.1%台の低コストの投資信託がいくらでもあるのに、銀行や証券会社の窓口では販売手数料2~3%、運用管理手数料(信託報酬)1.5%とかの投資信託が多く普通におすすめされます。
国民生活センターに苦情が多数寄せられていると報道され、金融庁も警告した「外貨建て生命保険」も保険会社の窓口でデメリットやリスクについては説明されず契約者本人が理解せず契約してしまった事が原因です。

今は自分で情報を獲る時代

出典:PAKUTASO

昔のインターネットが無かった時代、株や投資信託を買うには証券会社の窓口に行くか電話をするしかありませんでした。
保険も保険会社の窓口に行くか、なぜか会社に入り込んでいる保険外交員から契約するしかありませんでした。人が介在するとどうしても会社側の思惑(利益追求)に引きずられ、私たちに最良な選択が出来なくなる事があります。ですが今は違います。
インターネットの普及により人を介さずとも投資商品の購入や保険の加入が出来るようになりました。
一方で、自分で必要な情報を収集し比較検討する能力が求められる時代になりました。
ASEETS PLUSでは今後も金融リテラシーを高め、自己判断できるようになるための有益な情報を発信していきます。


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